ロングステイ/アジアでロングステイ

台湾・屏東県で民泊しながらロングステイ(4ページ目)

男性旅行作家のひとたちが、台湾南部に位置する屏東県で2ヵ月間、民泊ロングステイを体験しました。どのような体験をされたのか、ナマの声も交えた体験報告会の様子を取材しました。

千葉 千枝子

千葉 千枝子

旅行 ガイド

淑徳大学経営学部観光経営学科学部長教授。中央大学国際観光コース兼任講師。NPO法人交流・暮らしネット理事長。運輸・観光全般の論評、執筆・講演、テレビ・ラジオ出演などジャーナリスト活動を行う。日本記者クラブ・日本観光研究学会会員。ファイナンシャルプランナー、総合旅行業務取扱管理者ほか有資格。

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リゾート地での滞在は交通の便に注意する

虎谷さん
最年少で参加した虎谷さんは若き写真家
ベテラン写真家の島内英佑さん、若手写真家の虎谷知彦さんは、滞在中、人物や風景、ひとびとの暮らしぶりを、たくさん写真に収めて帰国しました。九州から火山帯が延伸する台湾では、各地に温泉が沸き出でるため、温泉郷も訪ね歩いたといいます。

また、東アジアに造詣が深い著述家の安西保さんは、屏東県にあるリゾート民宿でのロングステイを実践されました。台湾の地方には、リゾート宿泊施設も数多くありますが、注意したいのは交通の便。

annzaisan
「交通至便でないとストレスも溜まるだろう」と安西さんは語る
安西さんが滞在したリゾート宿泊施設の場合、公共のバスが走る幹線道路まで徒歩45分。車がなくては、生活しづらい場所柄です。コンビニや商店も近くにはないため、「出かけるのが億劫になった」と本音もチラリ。風光明媚なリゾート地での滞在も、長期となると、交通の便や生活環境がいかに重要かを物語るといえましょう。

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ちなみに、台湾へ観光目的の入国をする場合、査証免除の滞在許可期間は30日間です。長期で滞在したい場合は、ビザ(査証)を申請する必要があるので、注意しましょう。
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