ロングステイ/アジアでロングステイ

チェンマイ暮らしの実例ルポ(コンド編)(2ページ目)

ロングステイに人気のタイ・チェンマイ。今回の取材ではロングステイ専門会社・海外ぐらしのチェンマイ・サロンを訪ねキッチンつきのコンドテルを拝見。日本人夫婦にインタビューをしました!

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

自営業を引退し夫婦でチェンマイに暮らす

北村ご夫妻
チェンマイロングステイを楽しむ北村夫妻 奥様の笑顔がとびきり眩しい
北村賢一さん(65)は、神奈川県小田原市内で、地元密着型のスーパーマーケットを長年営んだ、元経営者。流通業界の変革、景気の低迷など、日本経済を取り巻く環境が変化するなか、55歳で事業の撤退を決意し、以降、第二の人生を模索したといいます。

北村さんが、セカンドライフの楽しみのひとつに海外でのロングステイを選んだ最大の理由は、知らない土地で、見るもの、食べるものすべてが新鮮、心から「楽しいと感じることができるから」とか。好奇心の旺盛さと、朗らかなお人柄があいまって、友だちの輪も広がったといいます。奥様の登志子さんは、近ごろゴルフを始めたばかり。この日も、ラウンド後の爽快な笑顔で、チェンマイの魅力を精力的に語ってくれました。

北村ご夫妻の場合、最初は、1週間程度の日程で組まれた、大手旅行会社日本旅行が主催する、ロングステイ下見ツアーに参加。チェンマイのほか、タイの首都バンコクや、マレーシアでロングステイに人気のペナン島を視察して歩いたといいます。北海道や沖縄も候補地でしたが、物価が低く、何よりも気候に恵まれたチェンマイで、冬を過ごすことになりました。

スーパー米コーナー
農業国タイのスーパーには多種多様の米が並ぶ
今回の滞在は2ヵ月間を予定していますが、実は昨冬、チェンマイ市内のホテルで、1ヵ月間のお試しロングステイを、すでに経験済み。
3回目の訪タイとなる今回は、倶楽部海外ぐらしが提供する、キッチンつきのコンドテルで、ワンランク上の滞在を楽しむ予定と語ります。

今回の渡航で、一番苦心したのは、出発前のビザ取得手続きだったそう。東京・目黒にある在日タイ国大使館での諸手続きを、「(株)海外ぐらしにサポートしてもらい助かった」と奥様。英文での書類記入やら、不慣れなことも多いので、「自分たちだけの力では、きっと途中で断念していたはず」と振り返ります。

>>次のページは「自炊ができる滞在施設紹介」と「タイのノービザ」についてです
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