幸福な国ベスト10(英国レスター大学編)
「国民の幸福度には国家の経済力もある程度関係する」というのがレスター大の指標だ |
第2位 スイス
第3位 オーストリア
第4位 アイスランド
第5位 バハマ
第6位 フィンランド
第7位 スウェーデン
第8位 ブータン
第9位 ブルネイ
第10位 カナダ
どうですか?皆さん。「世界で一番幸福な国」は、デンマークでした。
ちなみに、イギリスは41位、アメリカは23位、中国82位、インド125位、気になる日本は、ちょうど真ん中の第90位という結果でした。
上位には、「満足度」の得点が高い北欧諸国が、軒並み名を連ねています。また、ロングステイに人気のカナダも、ベスト10入りしています。
ホワイト教授(英国レスター大学)は、アジア諸国が意外と(順位が)低いという結果に、驚いたといいます。国民の満足度が、順位に大きく影響しているのでは、という見方も専門家の間にはあるようです。
幸福な国ベスト10(ハッピープラネット指標編)
「環境は幸福感をたぶんに左右する」というのが英系調査機関ハッピープラネットの見解 |
第2位 コロンビア
第3位 コスタリカ
第4位 ドミニカ
第5位 パナマ
第6位 キューバ
第7位 ホンジェラス
第8位 グアテマラ
第9位 エルサルバドル
第10位 セントビンセント・グレナディーン
新経済基金ハッピープラネットの指標によると、人口わずか20万人、経済活動も小規模な南太平洋に浮かぶ島バヌアツ共和国が、堂々の第1位。また、中南米の国々が、上位を占めています。
環境重視の思想に基づいている指標だけあって、先進国の順位が、軒並み低いのが特徴でしょう。ちなみに、対象となった178ヵ国のうち、気になる日本は第95位、イギリス108位、アメリカ150位の順となっています。また、ワースト10には、ロシアが挙げられています。
幸福の価値観は、ひとそれぞれ。とはいえ、幾多の歴史を重ね成熟した社会を形成する欧州諸国や、大自然を享受できる南の小島、そして陽気な中南米諸国などに、「幸福度」を見出せるというのが、「史上初の世界幸福地図」(ホワイト氏談)となった、今回の分析結果から得られる重要なメッセージのようです。