日本人の受け入れに積極的な親日のかげには

認識台湾
台湾の中学一年生が使用する社会科の教科書『認識台湾』
例掲したマレーシア、台湾両国ともに、マハティール前首相や李登輝前総統という、かつてのトップリーダーたちが、「親日家」だったがゆえ、経済大国となった日本に対して、尊敬と羨望のまなざしを向けたという共通項があります。

アジア近隣諸国では、日本の教科書問題がさかんに議論されています。ところが、反日運動で揺れる他国のなかには、日本が過去に与えた史実が、若干歪曲化されているのでは、と疑問を投じる専門家もおり、しこりは消えません。

一連の騒動で心を痛めた台湾当局の、ある担当者から渡された1冊の本は、台湾の国民中学第一学年が社会の授業で使用する「国民中学 認識台湾(社会篇)過程標準」の翻訳版でした。
そこには、「研究と討論」と題して、「台湾史の4百年は、悲劇の歴史である」と考える人もいるが、あなたの考えはどうですか?」と、囲みをもって綴られていました。

「わたしたちは、日本に対して好感情を抱いている」と結んだ、台湾当局の担当官の言葉が忘れられません。



夢や憧れの海外暮らしが、日本や近隣諸国の社会問題にならないよう、互いに認め合い努力していくことが、今後は求められてくるでしょう。
あなたが、「小さな国際親善大使」であることを、いつも忘れないでいてください。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。