中華圏ならでは!賃貸は「交渉する」
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賃貸の物件選びは、不動産会社を通してさがす場合と、新聞やチラシなどでさがし、大家さんと直接交渉で契約する場合とがあります。
台湾では、直接、個人契約する後者のケースが多いのですが、条件などで後日トラブルとなるケースもあるので、注意が必要です。
一般的に、家具付き物件が多いのが特徴で、冷蔵庫など電化製品も備え付けてあるので、内見のさいによく確認すること。
ただし、暖房器具は標準装備されていないのが普通です。冬の台北は寒い日も多く、暖房器具の品揃えはほとんどないため、越冬の予定があれば日本から暖房器具を持ち込むとよいでしょう。
ちなみに、台湾の電圧は110ボルト・60ヘルツ。日本は、100ボルト・50/60ヘルツですから、おおむね、ほとんどの日本製電化製品は、そのままで使用が可能です。
日本製品は価格が高いばかりか、取り扱いがない商品もあります。新型炊飯器やズボンプレッサー、ホットカーペットなどは、日本から持ち込むひとが多いといいます。
台湾スターツの蔡(Tsai)社長にガイドが取材 |
台湾には、借地借家法なる法律は存在しません。借り手の立場が弱いため、多少コストがかかっても、不動産会社を通すようにするとよいでしょう。
取材した台湾スターツ(台湾世達志不動産)では、日系企業駐在員からロングステイヤーまで取り扱いは幅広く、売買だけでなく、物件賃貸・仲介も積極的です。大家さんとの交渉や契約書面の交付など煩雑な手続を、日本の商習慣になぞって執り行ってくれるので頼りになります。