憧れの地ハワイで精力的に社長業をこなす上野元氏 |
第2回目は、ハワイのここちよい風に誘われ、日本のサラリーマンから一転。現在は、ハワイ有数のフリー情報誌「アロハストリート」の社長、編集長を兼任する、上野元さんをご紹介します。
ハワイの風に誘われて
ハワイでお馴染みのアロハストリート |
現在、このアロハストリートの編集長であり、発行母体のウインキュービック・ドットコム社社長でもある上野元さんは、もともとは、都内にある社員わずか13人の広告制作会社に勤務するサラリーマンでした。
二度目の転職を考えたとき
大学卒業後に就職した広告制作会社での5年間の勤務を経て、上野さんは外資系の広告代理店に転職をしました。媒体部に所属して、テレビ局を相手に大きな仕事を任されるようになります。しかしちょうどその頃、日本経済は大きな曲がり角に来ていました。バブルが崩壊したのです。会社の業績は悪化し、多くの仲間が退社していきました。
二度目の転職を考え始めたころ、上野さんは休暇をとって、親しい友人とハワイに遊びに行きました。ハワイには、ヒーリング(癒し)のパワーがあるといいます。上野さんは旅先で、漠然と描いていたかつての「アメリカで暮らしたい」という夢を呼び覚ますことになります。