パソコン・PC/パソコン基礎知識

新しいパソコンにデータを引っ越そう(5ページ目)

パソコン買い換え時のデータの移動は面倒ですが、Windowsには自動でそれを行ってくれる機能があるのをご存じでしょうか。今回はその使い方と、そのほかのデータの引っ越しについて解説します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

XP→Vista編 -「Windows転送ツール」で引越す ~引越し~

今度は「Windows転送ツール」を実際に使ってみましょう。異動元のXPから、「スタート」→「すべてのプログラム」より「Windows転送ツール」を起動します。起動したら「次へ」ボタンをクリックします。

起動画面
Vistaでも画面はまったく一緒

次に、「実行中の転送を続行する」をクリックします。

転送の選択
ファイルを既に作成しているのでこちらを選ぶ

次に、転送対象を指定します。「CD、DVD、または・・・」をクリックします。

転送対象の指定
外付けハードディスクにデータが入っているのでこれを選ぶ

ファイルの転送方法を指定します。「外付けハードディスクまたはネットワークの場所」をクリックしてください。

ファイルの転送方法の指定
外付けハードディスクと書いてあるので分かりやすいですよね?

次に、場所とファイル名、パスワードを決定します。ファイル名は変えずに、外付けハードディスクのドライブの指定と、パスワードの設定をします。その後に「次へ」ボタンをクリックします。

場所の選択
パスワードはかけなくても良いが、かけた方が安心

次に、転送内容を指定します。「すべてのユーザー、アカウント、・・・」をクリックします。

転送内容の指定
すべての設定を移動する

最後に転送内容の確認をします。この際に、ファイルを作成するハードディスクより、データ量の方が大きいと作成ができないので注意しましょう。

最終確認
あとは「転送」ボタンをクリックする

無事に完了すると、下のように表示されます。「閉じる」ボタンをクリックして古いパソコンでの作業を完了させます。

完了画面
これで転送元パソコンの作業は完了。

次に、外付けハードディスクを新しいパソコンにつないで設定を反映させましょう。Vistaでは「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」から、Windows転送ツールを起動します。起動すると、先ほどと同じ画面が表示されます。

起動画面
先ほどと同じ画面が表示される

実行の方法を確定させます。「実行中の転送を続行する」をクリックします。

選択画面
既にファイルがあるのでこちらを選ぶ

次に、ネットワークへの接続を尋ねられるので「いいえ…」をクリックします。

選択画面
ネットワーク越しの作業は行わない

ファイルの保存先を選びます。「外付けハードディスクまたは・・・」をクリックします。

選択画面
外付けハードディスクと明記されているのでわかりますよね

ファイルの指定と、パスワードの入力を行います。先ほど設定したものを入力して下さい。

選択画面
パスワードは間違えずに入力しましょう

次にドライブ構成を合わせます。まったく同じでない場合には、ソフトのインストール場所だけ注意しましょう。

選択画面
ソフトのインストールしているドライブは必ず合わせる。Cドライブにすれば問題ないはず。

最後に、確認画面が表示されます。「転送」ボタンをクリックして下さい。

確認画面
後は「転送」ボタンを押すだけです

「転送は完了しました」と表示されれば、無事終了です。あとはパソコンを再起動して、設定が反映されていることを確認しましょう。

選択画面
「閉じる」ボタンを押して再起動をしよう



最後に、引越し時に注意するポイントをまとめました
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