モニタをつなごう
モニタの接続端子は、大きく分けて2通りの方法があります。そのどちらも、モニタを接続するための専用の端子となります。
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アナログRGB端子のコネクタ |
そのひとつがアナログ出力で使う、
アナログRGBコネクタ(VGAコネクタ)という台形の端子です。基本的には
アナログディスプレイと呼ばれるモニタはこの方法で接続しています。このアナログRGB端子は歴史が古く、かなり古いモニタから最近のモニタまで幅広く採用されています。
CRTディスプレイと呼ばれる、ブラウン管を使うモニタはほとんどがこの端子で接続されています。
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DVI端子のコネクタ |
しかし、最近はモニタはほとんどが液晶モニタになりました。液晶モニタもほとんどの製品がアナログRGB端子でつなぐことができますが、もうひとつの方法である
DVIと呼ばれる長方形の端子で接続可能な製品があります。また、液晶モニタ以外でもデジタル出力に対応している
デジタルディスプレイはこのDVI端子で接続することが出来ます。このDVI端子で接続するメリットとして、アナログ出力よりも綺麗に表示させることができます。
基本的にモニタは、この2つのどちらかの専用の端子を使って繋ぐことになります。
キーボード/マウスをつなごう
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USB端子のコネクタ |
次にキーボードとマウスの接続です。マウスとキーボードは一部のパソコンでは赤外線などの無線で接続されていますが、有線で接続する場合、ほとんどが
USB端子という平たい長方形をした端子を使って接続します。USBは「
USB1.1」という規格と「
USB2.0」という規格があるのですが、キーボードやマウスは意識せずにつなぐことができます。またUSBは汎用端子なので、キーボードやマウス以外もつなぐことができます。
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PS/2端子のコネクタ |
また、ほとんどのパソコンで
PS/2端子という丸い形をした端子が用意されています。これはキーボード/マウスのための端子で、PS/2用のキーボードとマウスを用意すればこちらにも接続することができます。こちらを接続する際には、緑色の端子がマウス、紫色の端子がキーボードと色で分けてあり、間違えにくくしています。
キーボードとマウスはこの汎用のUSB端子か、専用のPS/2端子でつなぐことになります。
次のページでプリンタなどの接続について紹介します