リモコンはユニバーサルデザイン?
このブルーレイDIGAに付属するリモコンはちょっと独特な形状をしています。このリモコンは現在のDIGAシリーズに共通するものなのでブルーレイ搭載機独自のものではありませんが、他のレコーダーとはかなり違っています。
ボタンが大きく、字も読みやすい独特のリモコン |
まず、「番組表」、「再生ナビ」など、よく使う機能呼び出しボタンがジョイスティックの回りに配置し、一発で呼び出せるようにしています。それ以外の機能は「操作一覧」でメニュー呼び出しし、画面で選択して実行することができます。ユーザーとしては、よく使う機能を一発で呼び出せるのが便利でしょう。
リモコンのボタンにない機能はメニューから選択して実行できる。 |
独特なのは、再生、停止、一時停止など、よく使うボタンが大きく、パッと見でわかりやすく、文字も読みやすいことです。これなら、お年寄りなどにも使いやすいでしょう。文字はリモコンのボディではなく、大きなボタン自体に印刷されており、読みやすくなっています。何よりもボタンが少ないので、ユーザーがあまり迷うことがないでしょう。ユニバーサルデザインというか、多くの人に使いやすいデザインです。
さらに他のリモコンで見慣れないボタンに「?」があります。このボタンを押すとTV画面に操作をガイドしてくれる「操作ガイド」メニューが表示されます。これは電子マニュアルとも言えるもので、知りたい機能を選択することで、それに必要な作業の説明が表示されます。マニュアルをいちいち見なくてもいいのでけっこう便利です。
リモコンの「?」ボタンを押すと、操作ガイド(電子マニュアル?)が表示される。 |
使いやすい操作環境
このリモコンから呼び出される操作環境もごくシンプルで使いやすいものです。EPG番組表での予約では、ごく簡単に毎週予約ができたり、2つの同時に録画するW録画時もごく普通に操作できて、特別な操作が必要ありません。再生では再生ナビ画面で目的のビデオファイルを選んで再生きるのですが、このとき、選択しているビデオをサムネイルで再生してくれるため、目的の録画かどうかを判断しやすくなっています。このサムネイルムービー再生はEPG画面でも表示されます。
EPG画面では選択チャンネルの放送のサムネイルが左上に表示される。 |
Blu-rayDiscへの録画映像の記録もメニューで選んでいくことだけで行うことができ、なんら特殊な作業をしている感じがありません。
ブルーレイディスクへの録画記録も、メニューにしたがっていくだけで、ごく普通にできる。 |
次ページでは画質、SD-Audioとの連携、製品コンセプトなどについて紹介し、まとめをします。