2/2 戌年「犬」駅めぐり・東日本編 [鉄道] All About

犬山駅（名古屋鉄道・犬山線）いぬやま

名鉄の3線が交わる広い駅構内

所在地：愛知県犬山市（Yahoo!地図情報）

全国で唯一「犬」がつく市でもある犬山市の中心駅。市の西方には「日本ライン」と称される木曽川が流れ、国宝の犬山城や明治村などで知られる国際的な観光都市である。その犬山市のキャラクターは「ワン丸」だそうで、まさに戌年に訪れるのが相応しい駅だ。

名鉄犬山線・小牧線・広見線が交わる鉄道の要衝であるため構内はとても広く、ひっきりなしに電車が行き交う。駅舎の西側上階は住宅用のマンションとなっており、商業施設が入る駅ビルとは違って珍しい。

犬山口駅（名古屋鉄道・犬山線）いぬやまぐち

隣の犬山駅までは列車で1分

所在地：愛知県犬山市（Yahoo!地図情報）

犬山口というのは犬山の入口、ということであろう。これといった特徴のない小駅であるが、当初は広見線の起点駅であった。下りホーム側の駅建物は真新しい。隣の犬山駅までは歩いてもそう遠くなく、電車なら1分。

犬山遊園駅（名古屋鉄道・犬山線）いぬやまゆうえん

頭上にはモノレールの駅が

所在地：愛知県犬山市（Yahoo!地図情報）

世界でも珍しいサル類だけの動物園「日本モンキーセンター」へは、この駅からモノレール線に乗って約3分の動物園駅で下車。「犬猿の仲」であるはずの猿が犬山に集められているのが面白い。その動物園と併設の遊園地、隣接する成田山大聖寺を含めた一帯を犬山遊園と言うようである。

新鵜沼方面へ向かう列車はすぐに木曽川を「犬山橋」で渡るが、この鉄橋は以前は鉄道と道路が同居する併用橋として有名だった。犬山遊園駅も当初は犬山橋駅として開業している。