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埋蔵金を見つけたら誰のもの?

日本全国には数々の埋蔵金伝説があります。なかでも徳川埋蔵金は特に有名で、テレビ番組や雑誌などで何度も取り上げられてきました。では、本当に埋蔵金を発見したら自分のものになるのでしょうか???

酒井 将

酒井 将

暮らしの法律 ガイド

弁護士事務所 ベリーベストのパートナー弁護士。日本初の弁護士サービスの見積比較サイト「弁護士ドットコム」立ち上げメンバー。弁護士として法人顧問や債務整理、債権回収、交通事故、離婚、刑事弁護などに従事。難しい法律用語は極力使わないやわらかい解説を心がけています。TVやラジオ、雑誌などマスコミ出演多数。

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もしも埋蔵金を発見してそれが全部自分のものになったら大変なことですね!

埋蔵金を発見したら誰のものになるの?

日本全国には数々の埋蔵金伝説があります。なかでも徳川埋蔵金は特に有名で、テレビ番組や雑誌などで何度も取り上げられてきました。徳川埋蔵金伝説の概要は、以下のとおりです。

明治新政府の官軍が、江戸城無血開城の日に、江戸城の金蔵へ入ったものの、すでに金蔵はもぬけの空でした。徳川幕府の御用金をあてにしていた明治新政府は、御用金探しをはじめます。調査の結果、新政府は、ある情報を入手しました。徳川幕府の大老であった井伊直弼(なおすけ)が、いざというときに必要な軍費を備蓄するため、また諸外国へ徳川の財宝が流出するのを防ぐために、赤城山麓に360万両(現在価値で4000億円だそうです)を埋蔵したというのです。

さて、実際に埋蔵金を発見したという話はほとんど聞いたことがありませんが、もしも、埋蔵金を発見したら、どうなるのでしょうか?埋蔵金は自分のものにできるのでしょうか?

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