 |
| なんで自分が？！痴漢の濡れ衣をかけられたら悲劇ですよね・・・。 |
もしこんなことが起こったらその後はとても不幸なストーリーが展開されていくことになってしまいます・・・。
痴漢冤罪は不幸のはじまり！
たとえば、奥さんが子供を連れて実家に帰ってしまい、しまいには離婚することになる。あるいは、親や兄弟はご近所から白い目で見られて、肩身の狭い毎日を送ることに・・・。それにくわえて、逮捕された本人は、会社をクビになってしまうばかりか、そこに追い討ちをかけるように住宅ローンが重くのしかかってくる・・・。
考えただけでも背筋が凍るような展開ですが、もしかしたらあなたが明日の通勤電車の中で遭遇してしまうかもしれません。お金をせびるために痴漢をでっちあげたり、携帯電話を注意されただけで腹いせに痴漢をでっちあげるような女性がいることも残念ながら事実といえます。
そもそも痴漢はどんな犯罪？
痴漢というのは具体的にはどういった犯罪なるのでしょうか？痴漢と言われている犯罪は、痴漢行為の悪質性におうじて、２つに分けられます。
１つ目は、いわゆる迷惑防止条例、という都道府県がさだめる条例により規制されている犯罪です。たとえば、東京都の迷惑防止条例に違反した場合には、６ヶ月以下の懲役または５０万円以下の罰金という処罰を受けることになります。
２つ目は、刑法でさだめられている犯罪で、強制わいせつ罪（刑法１７６条）という犯罪です。この罪を犯した場合には、６ヶ月以上７年以下の懲役という処罰を受けることになります。
それではこの２つの犯罪の具体的な線引きどこにあるのでしょうか？
それは、「女性の下着の中に手を入れたかどうか」といってよいでしょう。下着の上から触ったのであれば迷惑防止条例違反、下着の中に手を入れてしまったら強制わいせつ罪として立件されることになります。
