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2007年美白コスメ特集 コスデコ編

コスメデコルテの美白ラインから登場した注目アイテムはコウジ酸配合のエッセンス。手強いシミへのスポッツ対策だけでなく、顔全体にも使えるエッセンスでシミに「待った! 」をかけてくれそうな予感。

執筆者:松本 喜美枝

コウジ酸が復活!
メラニン生成に「待った!」をかける美白エッセンス


コスメデコルテの美白ライン「ホワイトロジスト」から登場した注目アイテムは、コウジ酸配合のエッセンス。コウジ酸といえば、1988年に当時の厚生省より医薬部外品の有効成分として認可されたものの、一時期使用を中止するニュースで業界が慌しく動いた記憶がある人も多いハズ。その後、コウジ酸を化粧品としての使用は安全性上問題がないことが証明され、2005年11月、厚生労働省は使用中止の通知を撤回。コウジ酸配合化粧品(医薬部外品)の製造販売の再開も認められた。

まずここで、コウジ酸についてのおさらいを。
コウジ酸は、日本酒・しょうゆ・味噌などで使われるコウジ(麹)の発酵過程で作られる物質。約100年前、日本人によってはじめて発見され、過剰なメラニン生成を抑制するはたらきがあることが明らかに。コウジ酸は、メラニン色素を作りだす酵素チロシナーゼの活性を司る銅イオンを封じ込め、メラニン生成を阻害。同時に、コウジ酸を塗布した肌は色素沈着を抑えるチカラがあることも明らかになっているとか。シミができにくい肌づくりのためにも活用したい。

今回コスメデコルテは、コウジ酸の他、新たにパンテテインSSというチロシナーゼの量を抑えるはたらきのある補酵素類似成分と、肌の保湿力を高め健やかな肌へ導く甘草エキス(GL)をコンプレックスしたS-GLコウジ酸の開発に成功。よりコウジ酸がはたらきやすい環境をつくり、シミの原因になるチロシナーゼに対抗。
また、イオン化した多重層カプセルに美容成分を閉じ込めたイオンソーム処方を採用。肌のすみずみまで成分を行き渡らせ、効果を長時間発揮する工夫も。乾燥しがちな部分にもしっかりうるおいを与え、美白効果をバックアップ。消えにくく手強いシミへのスポッツ対策だけでなく、顔全体にも使えるコウジ酸エッセンスは、メラニン生成に「待った! 」をかけてくれそうな予感。


<DATA>
・商品名:ホワイトロジスト スポッツ コンセントレイション【医薬部外品】
(2007年2月16日発売)
・価格:¥12,600(税込み)
・容量:25mL
・問い合わせ先:コスメデコルテ(03-3273-1676)




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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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