定番:リチャード ジノリイタリアンフルーツ
1735年、カルロ・ジノリ侯爵がトスカーナの自領ドッチァに創設した窯からリチャード ジノリの歴史は始まります。鉱物学にも造詣深かったところから自ら原料土を捜し、ペースト練りや発色の研究をして、イタリア初のドッチァ窯を誕生させました。
「イタリアンフルーツ」は、1760年頃、ある貴族のトスカーナの別荘用のテーブルセットのためにデザインされました。白地に散らされた可憐な花々とフルーツは、イタリアの名画を連想させます。太陽の下、やさしい花々が咲き乱れ、木々には香しいフルーツが豊かな実を結ぶトスカーナの自然が表現されています。フルーツの柄は、誰にでも愛される、食卓の上には欠かせないパターンです。