テーブルコーディネート/テーブルコーディネート関連情報

フランスのテーブルクロスとその美の世界

フランスの三ツ星レストランをはじめ、世界の一流ホテルで使用されている、フランスが誇る1830年の創業のテーブルクロス「ガルニエ・ティエボー」をご紹介します。

執筆者:長谷川 貴子

ジャカード織りクロスは、フランスが世界に誇る織物のひとつです。ジャカード(JACQUARD)とは、穴をあけた紋紙(もんがみ:白地に種々の模様をうちつけた紙)を用いてジャカード織機を使って複雑な模様を織り出す織物です。その中でもGARNIER-THIEBAUT(ガルニエ・ティエボー)は、1830年創業という歴史を持つブランドです。

通常のコットンに、さらにもう1本の糸を捲きつけることで、上質な質感を持たせます。テーブルにかけたときの布の垂れ方が重厚で、品格を感じさせる美しいクロスです。耐久性に富み、光沢があります。そのため、フランスの三ツ星レストランや一流ホテルでも使用されています。洋食器ばかりではなく、和の陶磁器や漆器に合わせることもできます。上質なテーブルクロスを使ってみると、テーブルコーディネートはさらにその領域を広げることができます。

フランスの美しい絵画を見るようなその色彩の美しさと質感に、ガイドはいつもうっとりとさせられます。ガイドが選んだ美しいクロスの数々をご覧ください。

Mille aster (ミル アスター) 色:carmin

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Mille aster (ミル アスター) carmin

Mille aster (ミル アスター)とは千の紫苑という意味。その名の通り、紫苑の花、茎、葉のモチーフが全体にちりばめられています。大きな格子柄が全体を引き締め、花のモチーフを引き立てます。色は、16世紀メキシコから伝わった、クリムソンレーキに似た深紅色。

【サイズ】180cm×180cm、180cm×250cm、180cm×300cm

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