テーブルコーディネート/テーブルコーディネート関連情報

結婚式のテーブルマナー(3ページ目)

着席での披露宴のテーブルマナーをご紹介。基本をマスターすれば、お祝いの雰囲気にふさわしい優雅な立ち振る舞いを身につけられ、いろいろなパーティーシーンにもお役に立ちます。お料理は和・洋・中ミックスです。

執筆者:長谷川 貴子

サービスの方が、パンをかごに入れて持ってきて、席の左上のパン皿の上にトングで置いてくれます。
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パン

パンを食べるタイミングは、いろいろなご意見がありますが、最初にいただくと、メイン料理の時には、お腹がいっぱいになってしまう可能性があります。メニューにスープがある場合は、スープをいただいてから、パンを食べるようにするとよいでしょう。
・パンは一口ずつ手でちぎって頂きます。ナイフはバター用です。パンを切るものではありません。バターも一口分ずつ塗りましょう。
・パンくずは、テーブルの下にはらったりしないようにします。
・パンをスープに浸して食べるのはいけませんが、お皿に残ったソースをパンで拭って食べることについては「あまりよくない作法だ」「構わない」と両方の意見があります。
周囲の方々の気分を損ねないことを第一に考えればよいと思いますが、結婚式の会場や、格式のあるレストランでは、なさらない方が無難です。

披露宴のお料理

おしゃれな西洋料理、日本料理、中国料理のミックスです。
テーブルには和・洋・中それぞれのカトラリーがセッティングされています。
お料理が運ばれてきた順番に使うと良いでしょう。
料理が同じテーブルの全員に配られ、一番上座の方が食べ始めたら、ほかの方も食べ始めます。
食べる速度は、全体のペースに合わせ、自分だけ早かったり、遅くなったりすることは避けます。

「グリーンアスパラガスのフラン、スモークサーモンのバラ飾り」
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■1、西洋料理  
ホテルのフランス料理のオードブルです。
可愛らしいフライパンに入った「グリーンアスパラガスのフラン、スモークサーモンのバラ飾り」で、見た目も美しく口当たりの良い大変美味しいオードブルです。
オードブルに添えてあるスプーンで頂きます。

青竹、杉板、蛤に料理が盛られています。
真っ赤なもみじも添えられて季節を感じさせます。
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■2、日本料理  
老舗高級料亭の「金田中」より「祝皿」です。
お赤飯、かずのこ、鯛などおめでたい料理が祝皿に盛られています。
手前のお箸で会話を楽しみながら頂きましょう。
盛り付けにすてきな演出があると、自然と会話もはずみますね。
右下に伏せてある朱塗りの杯でお祝いのお酒を頂きます。

フォアグラの茶碗蒸し 鱈場蟹の卵とフカヒレスープのせ
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■3、中国料理 
料理の鉄人、陳 建一氏の「Szechwan restaurant陳」より「フォアグラの茶碗蒸し 鱈場蟹の卵とフカヒレスープのせ」です。右側のレンゲで頂きます。
出されたお料理を美味しく頂くために熱い料理は熱いうちに、冷たい料理は冷たいうちに頂きましょう。

極上黒毛和牛の縄文焼き いろとりどりの温野菜を添えて
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■4、西洋料理 
メインのフランス料理です。
肉は、一口ずつ食べるごとに切ります。一度に全部切ってから食べるのはやめましょう。
美味しい肉汁が出てしまいますし、料理も冷めやすくなります。肉料理と付け合せは交互に頂きます。

次ページで、デザートについてお話します。
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