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Flash Videoを公開する【ビデオの編集】(2ページ目)

Flash Videoの作成、第2回目は、ビデオの編集です。Flash Videoの編集といっても、特別な方法があるわけではありません。通常通りに編集を行います。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

ファイル出力する

ビデオ編集ソフトでの編集作業を終えたら、ムービーファイルとして出力しますが、ここからがFlash Video作成のポイントになります。今回、編集に利用したUlead VideoStudio 12 Plusは、Flash Videoファイルの出力が可能です。すなわち、Ulead VideoStudio 12 PlusでFLVファイルを作成することができるのです。

ただし、ここではVideoStudioからAVI形式で一度ファイルとして出力し、そのファイルをFlashでFLVファイルにエンコードするという方法を利用します。

また、個人的な感想なのですが、より高画質な状態でFlash Videoを作成する場合、今回紹介するようにAVIファイルなどなるべく高画質な状態で映像出力し、それをFLVファイルに変換した方が、高画質なFlash Videoが利用できるように感じるのです。

●VideoStudioでFlash出力する場合の注意

Ulead VideoStudio 12 PlusなどFlash出力する場合、オプション設定で「非矩形ピクセルレンダリングを実行」のオプションをオフにする必要があります。実は、映像データのピクセルは「矩形ピクセル0.9」といって、長方形のピクセルが利用されています。(幅0.9×高さ1.0)しかし、このオプションがオンのままだと、この矩形ピクセルを正方形として変換するため、出力された結果が横に伸びた映像になってしまうのです。そのため、このオプションをオフにして出力します。

▲VideoStudioからFLVファイル出力するときのソース画面。
VideoStudioではFLVファイルの再生ができないので、ソース画面をキャプチャ。

▲このオプションをオフにする。

▲オプションがオンのままだと、このように横長の映像に変換されてしまう。

AVIファイルとして出力する >>

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