ファイル出力する
ビデオ編集ソフトでの編集作業を終えたら、ムービーファイルとして出力しますが、ここからがFlash Video作成のポイントになります。今回、編集に利用したUlead VideoStudio 12 Plusは、Flash Videoファイルの出力が可能です。すなわち、Ulead VideoStudio 12 PlusでFLVファイルを作成することができるのです。
ただし、ここではVideoStudioからAVI形式で一度ファイルとして出力し、そのファイルをFlashでFLVファイルにエンコードするという方法を利用します。
また、個人的な感想なのですが、より高画質な状態でFlash Videoを作成する場合、今回紹介するようにAVIファイルなどなるべく高画質な状態で映像出力し、それをFLVファイルに変換した方が、高画質なFlash Videoが利用できるように感じるのです。
●VideoStudioでFlash出力する場合の注意
Ulead VideoStudio 12 PlusなどFlash出力する場合、オプション設定で「非矩形ピクセルレンダリングを実行」のオプションをオフにする必要があります。実は、映像データのピクセルは「矩形ピクセル0.9」といって、長方形のピクセルが利用されています。(幅0.9×高さ1.0)しかし、このオプションがオンのままだと、この矩形ピクセルを正方形として変換するため、出力された結果が横に伸びた映像になってしまうのです。そのため、このオプションをオフにして出力します。
▲VideoStudioからFLVファイル出力するときのソース画面。 VideoStudioではFLVファイルの再生ができないので、ソース画面をキャプチャ。 |
▲このオプションをオフにする。 |
▲オプションがオンのままだと、このように横長の映像に変換されてしまう。 |