選択のポイントは記録時間
ダブルメモリータイプが「iVIS HF11」、HDDタイプが「iVIS HG21」。HF11は、約380gと軽量コンパクトなタイプで、HG21も約490gと軽量化が実現されています。
まず、HF11は、32GBの内蔵メモリーとSDカードに映像が記録できるダブルメモリータイプですが、双方のメモリーにフルHD映像を記録でき、最長で24時間記録できます。
◎iVIS HF11の記録時間| 32GB 内蔵メモリー SDHCカード |
16GB SDHCカード |
8GB SDHCカード |
|
| MXP （高画質++） 約24Mbps （1920×1080） |
約2時間55分 | 約1時間25分 | 約40分 |
| FXP （高画質+） 約17Mbps （1920×1080） |
約4時間10分 | 約2時間5分 | 約1時間 |
| XP+ （高画質） 約12Mbps （1440×1080） |
約5時間45分 | 約2時間50分 | 約1時間25分 |
| SP（標準） 約7Mbps （1440×1080） |
約9時間35分 | 約4時間45分 | 約2時間20分 |
| LP （長時間） 約5Mbps （1440×1080） |
約12時間15分 | 約6時間5分 | 約3時間 |
また、HDDの記録時間は、次の表にあるとおりです。HDD＋SDカードという組み合わせで利用すれば、約６時間とかなりの時間が撮影できますね。
◎HG21の記録時間120GB |
32GB 内蔵メモリー SDHCカード |
|
| MXP （高画質++） 約24Mbps （1920×1080） |
約11時間5分 |
約2時間55分 |
| FXP （高画質+） 約17Mbps （1920×1080） |
約15時間45分 | 約4時間10分 |
| XP+ （高画質） 約12Mbps （1440×1080） |
約21時間40分 | 約5時間45分 |
| SP（標準） 約7Mbps （1440×1080） |
約36時間 | 約9時間35分 |
| LP （長時間） 約5Mbps （1440×1080） |
約45時間55分 |
約12時間15分 |
結論から言えば、１日～数日の旅行やイベントであればHF11、ちょっと長期の旅行などなら、HG21を選択しておけば問題ないでしょう。したがって、通常の利用方法であれば、HF11で十分といえます。
●HF11でも十分
個人的にいえば、ダブルメモリーのHF11で十分だと考えます。本体の32GBに加えて32GBのSDメモリーを用意すれば、高画質++で撮っても約６時間撮れるのです。１本60分のminiDVテープでいえば６本ですから、２、３泊の旅行はもちろん、１週間程度の旅行でも間に合うのではないでしょうか。足りなくなったら、デジタルカメラのSDカードを流用するのもありでしょうし。
