MPEGオプティマイザ
1つのプロジェクトを編集しているとき、さまざまなファイル形式の動画データが混在する場合があります。たとえば、MPEG-2とMPEG-1、あるいは同じMPEG-2でもフレームサイズやデータレートが異なるといった場合です。
こうした、ファイル形式が異なる動画データをエンコードして1つのファイルとして出力する際に、最も画質劣化の少ないエンコード設定を選び、それに揃えてエンコードできます。
また、そのときに選択したエンコード方法に応じて、レンダリング時に再エンコードが必要な部分とそうでない部分を確認できます。これによって、視覚的に作業効率が確認できるようになりました。
画面をクリック▲エンコード方法を選択できる。 そのほか、再エンコードされる部分とそうでない部分を視覚的に確認できる。 |
スマートパッケージ
現在編集中のプロジェクトを、別のパソコンでも編集したいとき、映像データをはじめ、音楽やイメージデータなどプロジェクトで利用している全てのデータをきちんと移動させるのは、なかなか大変な作業です。
また、Windows XPからWindows VistaのようにOSをアップグレードしたり、あるいはリカバリによる再インストールなどを行ったときも、プロジェクト環境を再構築するのはなかなか大変な作業です。
このようなときに「スマートパッケージ」を利用すると、プロジェクトで利用している映像や音楽、イメージデータをはじめ、プロジェクトファイルなどすべての素材を1つのパッケージにまとめてくれます。
このパッケージを他のパソコンで利用すれば、簡単に編集作業を継続できます。また、パッケージをDVDなどに保存しておけば、プロジェクトのパックアップとしても活用できます。目立たない機能ですが、意外と効果のある新機能ですね。
▲スマートパッケージを作成するためのダイアログボックス。 |