ソニーのHDDハイビジョンハンディカム「HDR-SR1」。どんなユーザーにおすすめなのかザックリとその特徴をまとめてみました。一言でいえば、ハイビジョン影像をたっぷりと撮りたいユーザーにおすすめできるカメラでした。
HDR-SR1はどんなビデオカメラ?
ソニーのハイビジョンハンディカム「HDR-SR1」は、HDD(ハードディスク)にハイビジョン影像を記録するHDDハンディカムです。記録メディアがHDDタイプのビデオカメラは使いやすいことでも人気があり、しかもハイビジョンでの記録が可能なHDR-SR1。その特徴を覗いてみましょう。
▲HDDハンディカムのHDR-SR1。 |
●メディアを気にせずに撮影
HDR-SR1も、HDR-UX1同様にハイビジョン対応。やはり、HDR-UX1と同じで操作が簡単なのにくわえ、メディアを気にせず撮影できるという点では、また違ったタイプのユーザーに適した機種とえいますね。
「メディアを気にしない」というのはどのようなことかというと、HDDの容量が30GBもあることから、たとえば前回の撮影で使ったままうっかり影像のバックアップを忘れても、次の撮影にそのまま使うことができます。もちろん、前の撮影を上書きすることなどもありません。ただし、ハードディスクに空き容量があればですが・・・。
しかも、ハイビジョン対応でもHDR-UX1同様に操作が簡単。各種操作ボタンや操作メニューが使いやすく整理され、操作に迷うこともありません。
また、HDR-UX1の液晶パネルは3.5型のワイド版を採用しているので、とても大きくて見やすく、メニュー操作がしやすいというのも、HDR-UX1と同じです。
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▲わかりやすく、使いやすく整理されたHDR-SR1のメニュー。 |
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▲液晶も大きくて見やすい。 |
●HDDの容量は・・・
HDR-SR1には30GBのHDDが搭載されていますが、利用する画質によって記録時間が大きく違ってきます。それを表にまとめてみました。
たとえば、高画質なXPモードなら約4時間の撮影が可能なので、60分のDVテープなら4本分が撮れるということですね。
録画モード | 動画記録時間 | |
HD画質 (AVCHD) |
XPモード(15Mbps) | 約4時間00分 |
HQモード(9Mbps) | 約7時間00分 | |
SPモード(7Mbps) | 約8時間30分 | |
LPモード(5Mbps) | 約11時間00分 | |
SD画質 (MPEG-2) |
HQモード(9Mbps) | 約7時間20分 |
SPモード(6Mbps) | 約10時間50分 | |
LPモード(3Mbps) | 約20時間50分 |