動画撮影・動画編集/動画撮影、動画編集関連情報

Final Cut ProでHDV編集する

Appleの「Final Cut Pro」といえば、Macintoshのプロ仕様ビデオ編集ソフトですね。今回は、このFinal Cut Proを利用して、HDV編集を行ってみました。意外とパーソナルでも活用できるソフトですよ。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

Appleの「Final Cut Pro」といえば、Macintoshのプロ仕様ビデオ編集ソフトですね。今回は、このFinal Cut Proを利用して、HDV編集を行ってみました。意外とパーソナルでも活用できるソフトですよ。

Final Cut Studio 5.1を利用

▲「Final Cut Studio 5.1

プロの映像制作現場でもよく利用されている「Final Cut Pro」。今回は、この現行バージョン「Final Cut Pro 5」を利用して、HDV編集を行ってみました。なお、利用したソフトウェアは、「Final Cut Studio 5.1」という、プロの映像編集者に必要なさまざまなソフトウェアがパッケージされたスイーツです。

この「Final Cut Studio 5.1」には、「Final Cut Pro 5」のほかに、オーディオ編集用の「Soundtrack Pro」、モーショングラフィックスソフトの「Motion 2」、DVDのオーサリングソフト「DVD Studio Pro 4」などがセットなったパッケージです。

「Final Cut Pro 5」は、このバージョンからハイビジョン映像のリアルタイム編集をサポートするようになり、これまでのSD映像と同じ感覚でHDV編集ができるようになりました。さっそく、そのFinal Cut ProでHDV編集にチャレンジしてみましょう。

使用したハードウェアとシステム条件

なお、今回はAppleさんよりIntelプロセッサを搭載したMacBookも特別にお借りし、試用させて頂きました。合わせて、手持ちのMac miniでの動作も検証してみました。

また、利用したハイビジョンカメラは、ソニーさんよりお借りしたHDR-HC3。今回は別記事でも大活躍してもらったのですが、そちらについては別途ご紹介します。

■使用したハードウェア
ソニーハイビジョンカメラ HDR-HC3

MacBook Pro 17インチ
  2.16GHz Intel Core Duo

Mac mini
  PowerPC G4 1.42GHz 512MB

■主なシステム条件
  • 867MHz以上のPowerPC G4、PowerPC G5、Intel Core Duoプロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
  • HD機能を使用するには、1GHz以上のシングルまたはデュアルプロセッサが必要(HD DVDのオーサリングには、PowerPC G5またはIntel Core Duoプロセッサが必要)
  • 512MB以上の実装メモリ。HD機能を使用するには、1GB以上のRAMが必要(2GB以上を推奨)
  • 1,024×768以上のディスプレイ
  • AGP Quartz ExtremeまたはPCI Expressグラフィックカード

Final Cut Proでの編集の実際 >>

  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます