HDとSDの混在編集と、マルチカメラ編集が可能
今回のEDIUSで特徴的なのが、「マルチカメラ編集」という機能が搭載されたことだ。これは、最大8トラックまでのカメラアングルを同期を取りながら再生でき、リアルタイムで切り替えることができます。また、各トラックで利用するクリップは、必ずしもHDだけ、SDだけとファイルフォーマットをそれる必要はなく、HDとSDの混在編集も可能です。
▲HDとSDの混在編集が可能だけでなく、最大8トラックのクリップをリアルタイムに切り替えて再生できる「マルチカメラ編集」にも対応した。 |
カラーコレクションのキーフレーム対応
ビデオクリップを色補正するカラーコレクションで、キーフレームが利用できます。たとえば、特手の色を徐々に変化させるなどのアニメーションが可能になり、表現力がグッとアップしました。
▲カラーコレクションでキーフレームが利用できるようになり、表現力が格段にアップした。 |
タイトル作成も簡単
タイトル作成に関しては、「Quick Titler」というプログラムをEDIUS内から起動でき、これを利用して簡単にビジュアルなタイトルが作成できます。なお、メインタイトルの他、ロールやクロールなど、テキスト関連のクリップ作成にも対応しています。
▲ロールやクロール作成にも対応したタイトラー。ビジュアルなタイトルが簡単に作れる。 |
その他の機能
その他の機能としては、「タイムリマップ」といって、クリップの再生速度をキーフレームを利用して制御できるようになりました。こにれよって、とてもなめらかなスローモーションなどが表現できます。このほか、ファイルオープン時にプレビュー表示ができたり、あるいはBinウィンドウからダイレクトにファイル変換ができるなど、ちょっとした工夫だけど、操作性を向上させているアイディアが随所にみられます。