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Premiere Pro 2.0  ビデオ編集ソフトレビュー(2ページ目)

Windowsでのビデ編集ソフトのスタンダード、アドビシステムズの「Premiere Pro」がバージョンアップし、『Premiere Pro 2.0』として登場します。今回は、その新機能を含め、注目したいポイントを解説しましょう。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

ドッキング・インターフェイスが使いやすい

ユーザーインターフェイスも大きく変更され、「ドッキング・インターフェイス」という機能が搭載されています。これはすでに発表されている「Premiere Elements 2.0」で採用されたインターフェイスですが、ビデオ編集では、プロジェクトウィンドやモニタウィンドウ、タイムラインウィンドウなどいくつものウィンドウを開き、それらが重なり合って作業しづらいのが常でした。

ドッキング・インターフェイスでは、1つの「アプリケーションウィンドウ」と呼ばれるメインのウィンドウに、関連したパネルがまとめて表示されています。これだけではいままでと違いがありませんが、1つのパネルのサイズを変更すると、それに合わせて他のパネルのサイズも連動して自動調整されるのです。

したがって、常にいま利用したいパネルを大きくして作業を行いながら、同時にどのパネルとも重なることなく、すっきりとした画面で作業を行うことができるのです。

実際に利用してみると、ウィンドウを開いたり閉じたり、あっちに移動したりこっちに移動したりという操作がなくなり、快適に編集作業を行うことができます。

▲標準ではこのような状態。
 
▲パネルの境界線をドラッグしてサイズを変更すると、他のパネルサイズも自動的に変更される。
▲利用したいパネルを大きくして使いやすいように調整しながら作業を行える。

なお、パネルの組み合わせは、必要に応じて自由に調整できます。また、単独でパネルをフロート状態にすることなども可能で、作業スペースのカスタマイズ度がアップしたことは間違いありません。

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