■自分で作るDVD-Videoと作成の流れ
自分でDVD-Videoを作る。難しそうですが、利用する素材とソフトさえ揃えればとても簡単に作ることができます。たとえば、次のような映像データをDVD-Videoに作成できるので、いわばVHSビデオデッキの代わりと考えればよいでしょう。
・DVカメラで撮影した映像
・TVキャプチャカードで録画したTV番組
そこで、今回から数回にわたり、自作DVD-Video作成のための基本的な知識、作成の手順などを紹介し、自作DVD-Videoの楽しさや有効性などを知ってもらおうと考えております。
●DVD-Video作成に必要なもの
まず最初に、DVD-Video作成には何が必要かというと、次のようなものが必要になります。
【ソフト】
_・記録するための動画データ
_・DVD-Video作成のためのオーサリングソフト
【ハード】
_・DVDレコーダ
簡単にいえば、動画データをDVDオーサリングソフトでDVD-Video用のデータを作成し、作成したデータをやはりオーサリングソフトでDVDメディアに記録します。
これでDVD-Videoが作成できるのですが、これらを利用してどのようにDVD-Videoを作るのか、そのDVD-Video作りの流れを簡単にチャートにまとめてみました。
映像データをパソコンに取り込む |
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ビデオ編集ソフトで編集・出力する |
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出力したデータをDVDオーサリングソフトに取り込む |
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再生順番、メニューなどを作成する |
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DVD-Videoの動作を確認する |
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DVDメディアに記録する |
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DVD-Videoの完成 |
このうち、■の部分がDVDオーサリングソフトで作業を行う部分です。次回から、この部分に関しての操作方法などを詳しく開設する予定です。
★DVDオーサリング
「オーサリング」(authoring)というのは、画像データや動画データ、テキストデータなどさまざまなデータを集め、これらを利用してソフトウェアを作成することをいいます。 したがって、「DVDオーサリング」というのは、DVD-Videoというソフトウェアを作ることを指しています。DVD-Videoは、1つのソフトウェアなのですね。 |