■テレビチューナとの接続
パソコンに接続したチューナーシステムとVHSのビデオデッキ、Hi8のビデオカメラなどとは、「RCAピンジャック」や「Sケーブル」で接続します。
このうちでおすすめしたい接続方法が、Sケーブルを使っての接続です。ビデオデッキなどには、「映像出力」などと記されたコンポジットと呼ばれる黄色い映像出力の端子と、S端子という映像の出力用端子が備えられています。
このうち、黄色いコンポジット端子からは、「明るさの信号(Y)」と「色の信号(C)」が1つになった「コンポジット信号」が出力されます。そして、チューナーシステムでこの信号を分離します。
これに対して、S端子からは、「明るさの信号」と「色の信号」が最初から別々になった「コンポーネント信号」というものが出力されます。この信号は、チューナーシステムなどで分離する必要がないので、コンポジット信号の映像よりも画質がよいという特徴があります。
したがって、できればこのS端子からの映像信号を利用するようにおすすめします。下の図でいば、ビデオデッキのS端子とチューナーカードのS端子とをSケーブルで接続します。
オーディオの端子は、左右の2チャンネル用に2個(赤と白)のコネクタがあるので、これをオーディオケーブルで接続します。
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