ボロボロだったら、捨てやすいんですけどね |
服や食器は増殖する運命
食品や洗剤と違って、服や靴、食器といったものたちは、使ったからといって減るわけでもなく、それでいて、目新しいものを見ればついつい欲しくなるものですから、放っておけば、どんどん増えていきます。こんなとき、よく言われるのが、
「一つ入れたら、一つ捨てれば、モノは増えない」
ということ。まさに正論!
でも、それって、実はとってもむずかしい。
ガイドの捨てられないおかんの話
ガイドの個人的な体験ですが、先日、実家に行ったとき、履いていた靴のヒールの底が痛んでいるのに気づきました。その靴は、何度も修理しながらもう13年くらい履いているもので、一見まだ履けそうに見えるものの、デザインも相当やぼったくなっています。
「もう、この靴は買い換える。捨てておいてくれない?」
と母(昭和13年生まれ)に頼んだところ、
「どうして? まだ履けるのにもったいない。とっておいてあげるよ」
と、そのまま実家の大きな下駄箱にしまってしまいました。