ターシャのクリスマス

シンプルライフのクリスマスに、最も似合う人、それはターシャ・テューダー。あらゆるものを自分の手で作り出し、暮らしそのものを愛し、楽しむターシャに、質素だけれど心のこもったクリスマスを学びませんか？

ターシャ・テューダーを知っていますか？

ターシャのライフスタイルを知る一冊『ターシャの庭』（メディアファクトリー）

この季節になると、書店でひときわ目を引く場所に、ターシャの関連図書が飾られます。ＮＨＫのテレビ番組で放映されたこともあるターシャのライフスタイルについて知っている方、その暮らしに魅了されている方もいらっしゃることでしょう。

ターシャ・テューダーは、1915年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン生まれの絵本作家・園芸家。絵本の仕事をしながら4人の子供を育て上げ、50代半ばにして、バーモント州マールボロの町外れに、家具職人の息子セスが自力で建てた18世紀スタイルの家に単身移り住みました。

シンプルなスローライフの達人・ターシャ

「コーギー・コテージ」と呼ばれるその敷地には、ターシャの大好きなコーギーをはじめ、山羊やガチョウといった小動物が暮らし、30万坪にもおよぶ広大な庭園には、ターシャが丹精した季節の花々が咲き乱れます。ターシャはそこで採れるハーブや野菜を料理に使い、果実をジャムやパイにし、山羊の乳でバターやチーズを作り、ニワトリからは卵をとって暮らしています。まさに、自給自足。電気・水道などの住宅設備は最小限にとどめた、19世紀さながらのスタイルです。

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