モノがあってもシンプルライフ
あなたは持っていい人? それとも… |
と連想する人、多いと思います。でも、モノがなければシンプルライフとは限りません。
シンプルライフとは、モノに振り回されない暮らし。どれだけたくさんのモノがあっても、すべてのものに心を通わせ、大切に扱うことができれば、それこそがシンプルライフではないでしょうか。
コレクターのシンプルライフ
モノを沢山持っている人の代表が、コレクター。フィギュアやマンガ、食玩、カードなど、コレクションの対象はさまざまです。熱心なコレクターの中には、生活のすべてをコレクションのために注ぎ、生活空間の大半がコレクションで占められている、という人も少なくありません。そのため、「コレクター=シンプルライフの真逆」
って思ってる人もまた、多いみたい。
でも、そんなことないんですよ! コレクターの皆さん、安心してね!
北原照久さんは、シンプルライフの達人!?
「コレクター」という言葉でガイドが真っ先に思い出すのは、ブリキのおもちゃのコレクションで有名な北原照久さん。横浜に「ブリキのおもちゃ博物館」を設立し、テレビ番組などでは、おもちゃに関する該博な知識を披露されている、コレクター中のコレクターです。ガイドは、北原さんのようなコレクションの達人こそ、シンプルライフの達人だと思っています。真のコレクターは、モノを大切にする
コレクションの達人は、どれだけたくさんのモノを収集しても、一つひとつを大切にし、きちんとそれを分類・評価して、それにふさわしい方法で収納することができます。膨大なコレクションを持っていても、決して蒐集品を粗末には扱いません。だから、どんなにたくさんのモノを持っていても大丈夫。真のコレクターとは、対象となるモノときちんと向き合え、付き合える人です。こういう人は、モノに支配され、振り回されることがありません。暮らしを豊かにしないコレクション
反対に、「コレクション」というほどの量を持っているわけでもないのに、自分が持っているモノの数や種類が判然としない人もいます。そんな人は、同じモノを二つも三つも買ってしまっていたり、またそれを粗末に扱ったために傷んでしまっていたり、さらにはそれに気づきもしなかったり。こういうモノの持ち方をしていると、家の中が片付かないばかりか、モノの値打ちがどんどん減っていきます。ストレスはたまり、お金はたまりません。コレクターは文化を守る人
もし、あなたが北原さんのようなモノの持ち方ができているなら、今のお住まいがどんなに狭くても、コレクション道に邁進してください! モノの生命のサイクルが短くなっている今のような時代には、逆にあなたのような人が必要なのです。あなたが人類の文化的遺産を集積し、広く世界に役立ててくれる日がきっと来るでしょう!そして、せっかく持っているモノを、きちんと把握したり、整理したりすることが苦手なあなたは、この際「コレクション」することはあきらめましょう。そして、きちんとモノを管理できるほかの人にまかせましょう。その方がきっと、豊かな暮らしになりますよ!
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