いるところからできる、持続可能なシンプルライフ
「"アーバンパーマカルチャー"という言葉もあるんですが、要は、都市に住んでいても、ベランダのプランターで一鉢のトマトを育ててみることだって、スーパーで野菜を選ぶとき、なるべく自分の住んでいるところに近いところで採れたもの(外国産よりは国産<県外よりは県内<市外よりは市内)を選ぶことだって、パーマカルチャーにつながります。このほかにも、レジ袋を断ってマイバッグを持参する、ペットボトルを買わずに水筒を持ちあるくことなど、都市でできるパーマカルチャー的な暮らしはたくさんあるんですよ」
ロハスとパーマカルチャー
太陽光や雨水を利用する家を建てる。これもパーマカルチャー |
コレ、どっかで聞いたな~。
そうか! "ロハス"( Lifestyle of Health and Sustainability)の"S" だよ!!
ロハス、っていうとどーも"ヨガ"とか"マクロビオティック"とか、「健康」が先に立っちゃってたけど、Sustainability(持続可能)を忘れてた!
自然環境を破壊しない、エネルギーや資源をムダに使わない、お金やモノを地域で還流させる‥‥どれも、今の時代にとっても必要なことだし、これらなくして”自分の部屋だけシンプルライフ”なんて言っても虚しいですよね。
パーマカルチャーの三つの倫理
「パーマカルチャーには、"三つの倫理"があるんです。
1 地球に対する配慮
2 人々に対する配慮
3 余剰物を分配する
自然を傷つけるようなことをしない、自分を含めた人には気持ちよく接し、大切にする、生産して余ったモノを、自分の利益のために抱え込んだりせず、みんなに(適正価格で)分け与える。そして、時間やエネルギーも余ったら、自分たちと同じ目的を持つ人を手助けするために使うのがパーマカルチャー的な考え方です」。
(梅崎さん)