パーマカルチャー? ハテ聞いたことがあるような、ないような‥ |
聞いたことある?「パーマカルチャー」
「パーマカルチャー」
って言葉、聞いたことあります?
回りの人に聞いたら、
「ええ!? パーマがどうしたって!?」
「何、カルチャー講座??」
という反応が大半でした。
そりゃそうですよね。聞いたことありそうでない、なんだかヘンテコな言葉なんだも~ん。
だけど、最近すっかりおなじみになった「ロハス」の先に、何だかいつもちらつくのがこの言葉なんです。これってもしかして、究極のシンプルなライフスタイルなのかも~!?
パーマカルチャーって何?
パーマカルチャーを「農のある暮らし」と言うけれど‥? |
「パーマカルチャー」
とは、
「パーマネント(永続的な)」+「アグリカルチャー(農業)」+「カルチャー(文化)」
を合成した造語。1970年代のオーストラリアで、環境問題や農業に取り組んでいたビル・モリソンとデビッド・ホルムグレンが体系化しました。
簡単に言うと、
「農業を軸とした、持続可能なライフスタイル」
ということのようですが、じゃあ、農業をしていない都会人には関係ないの? 自給自足や有機農業をしていないフツーの農家にも関係ないの?? と、つい思ってしまいますが、実際はどうなんでしょう?
安曇野パーマカルチャー塾講師にして「風と土の自然学校」を主宰する若きパーマカルチャリスト、梅崎靖志さんにお聞きしました。
農業しなくちゃいけないの??
梅崎靖志さん |
「パーマカルチャーでは、確かに"自分の食べるものを自分で作る"ことを推奨はしていますが、だからといって農業を"しなければ"パーマカルチャーではない、なんてことは全然ないんです(笑)。」
エッ、農業してなくてもいいの!?
「ハイ。というか、そもそもパーマカルチャーには"こうしなくてはならない"なんてものはないんですよ。すべての人が、今いる場所で"できるところから始める"ことが重要だと考えているんです。パーマカルチャーのキーワードは"持続可能"・"循環"。これらを軸に暮らしをデザインするのがパーマカルチャーなんです」。