シンプルライフ/モノを減らす・片付ける

キレイに暮らす第一歩 片付いて見える散らかし方

気がつけば椅子の上には服、テーブルには本や小物が積み重なり‥の繰り返し。何とか、出しっぱなしでも散らかって見えないようにできませんかね?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

どうしてうちはすぐ散らかるの?

お片づけの大原則は、
「すべてのモノに住所を与え」
「使ったら必ず元に戻す」。
これさえ守っていれば、お部屋が散らかることはないハズ。わかっちゃいるのにそれなのに、どうしていつもこうなっちゃうの? 

一応モノに住所は与えていても、「すぐにしまう」って案外できないもの。
「またすぐに使うから」
「あとでまとめてしまうから」
と、ついつい「とりあえず」その辺にがさっと置いてしまう。その集積が、散らかりを生むんですよね。

「美しく散らかす」にはセンスが必要? いやいや、そんなこともないんです


その散らかりを進化させましょう

ガイドがやりがちな置き方は、こうです。
服=とりあえずかけとけ
本=とりあえず置いとけ
小物=以下略

つまり、何も考えてません。

そこで、この「とりあえず」に一アクションを加えてみました。

アクション1
服=たたんで置く
本=重ねて置く
小物=揃えて置く


おお、これだけでずいぶん印象が変わるじゃないですか。
よしよし、もう一工程加えてみましょう。

アクション2
服=たたんで重ねてまっすぐに揃えて置く
本=重ねてまっすぐに揃えて置く
小物=揃えてトレイに載せて置く



モノを置くときは、1アクション加えて

全然違いますねー。
結局、これだけのことなのです。
出ているモノの数量は変わらなくても、
「たたむ」「重ねる」「揃える」という行為が一つでも加わると、それに従って、段階的に片付いて見えるようになります。もちろん、しまっちゃうのがいちばんいいに決まってますが(右写真参照)、とりあえずビジュアルが上2点の写真の程度におさまっていれば、まあまあ許容できるんじゃないでしょうか? 大切なのは、「何か置くときには、1アクション加えて、ていねいに置いてみる」習慣です。とりあえず、やってみましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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