「主婦のいちばん嫌いな家事」調査でしばしば上位にランクされるアイロンがけ。何がメンドくさいって、「アイロンとアイロン台を出して、アイロンをかけて、しかるのちにまたアイロンとアイロン台をしまう」ことでしょう。アイロンが冷めてからじゃないと収納できないというところも、作業がスムーズに終わらないネックとなっていると思います。
洗濯は全自動でも、干すのもたたむのもアイロンがけも手動なんだよねぇ |
ガイドが一人暮らしを始めた頃に持っていた高さ30センチの脚付きアイロン台は、その出し入れ作業と、床に正座してする作業のために、使うたび憂鬱になるシロモノでした。そこで、テーブルの上でサッと広げられ、たためばコンパクトになる「アイロンがけシート」にチェンジ。でも今度は、作業がしづらい。ワイシャツの肩のところとか、キレイに決まらないんです。
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そこで導入したのが、立ってアイロンがけのできるスタイルのアイロン台。やっぱりアイロンは立ってかけるに限る! アイロンを座ってかけると、床座なら結局膝を立てることになるし、椅子に座っていても中腰姿勢が必要になり、かえってくたびれるんです。だからこの高さがイイ! それを今は、基本的に出しっぱなしにしてしまっています(ネタ元は百瀬いづみさんの著書)。
アイロン台を出しっぱなしにしてから、アイロンがけは全然苦にならなくなりました。ガイドの場合、むしろアイロンがけそのものはけっこう好きだったのです。シャツの上をなめらかに滑るアイロンを見ていると、心が癒されている自分に気づきました。嫌いなのは、毎日アイロンとアイロン台を出し入れするというその行為だったのです。
出しっぱなしにすることで、床面積と見た目のスッキリ感は若干損なわれますが、それと出し入れ作業の面倒を量りにかけたらこうなりました。使わないときはお気に入りの布をかけて、ちょっとしたテーブル代わりに使うこともあります(洗濯物の塚が発生することも‥トホホ)。
ちなみに、以前テレビ番組で「アイロンがけのコツ」を見たところ、スチーム式アイロンは、ニットなどにかける場合には役立つけれど、綿シャツなどにはあんまり役に立たないことがわかりました。以来綿製品は、「霧吹き+あっついアイロンを、体重をかけてキュッキュッとかけまくる」ことにしています。これで鶴も折れますゾ!(ホントか?)