シンプルライフ/モノを減らす・片付ける

持つべきか持たざるべきか 客用布団は必要か

普段使わないのに、押入れのかなりの部分を占領されてしまうのが悩みの客用布団。泊まり客がたまにしか来ないなら、いっそ持たないという選択も‥‥?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

半数以上が持っていて、半数が使っていない

先月の「あなたの一票」のお題は「客用布団、持ってますか?」でした。布団ってかさばるから、一組あるだけで押入れのかなりの部分を占領されてしまうのが悩みの種。客用ベッドを常備したゲストルームのあるお宅もあるのでしょうが、そういう広大なお宅は、ここでは除いてお話しましょ。



投票の結果は以下の通り。

ときどき使うので持っている    37%
持っているけど使ったことがない  19%
ときどき要るけど持っていない   10%
全然要らないし持っていない    31%


持っている人が56%と過半数でしたが、そのうち19%は「使ったことがない」そうです。その上、「要らないから持っていない」人が31%もいるところを見ると、客用布団の使用頻度は低そう。日本の家庭で、家族親族以外の人間が泊まることって、あまりないし、あったとしても年に数回というところでしょうから、当然でしょうか。

そんな投票の折も折、ガイド妹&その子たち(計女子4名)が泊まりに来ることになりました。ガイド家の予備の布団は2組。姪っこたちも大きくなってきたし、2組ではいかにも窮屈です。新たに買うか? でもガイド超多忙中につき買いにも出られず、そもそも稀な機会のために購入するのもためらわれます。

たまたま近場の布団店で「打ち直し中のお布団の貸し出し」という広告を見たので問合せてみました。すると、配送料・引き取り料込みで3000円と格安。ご近所ならではですね。玄関先まで持ってきてくれたのがコレ。


敷・掛・毛布・枕(すべてカバー付)で1セット。古風な大風呂敷で梱包されてきました

あくまで「代車」ならぬ「代布団」なので、いわゆる貸し布団屋さんのパリっとしたものとは趣が違いますが、清潔ですし、姪っこたちのこと、不満は出ませんでした。

客用布団の収納には、皆さん頭を痛めておられるようで、丸めて立てたり、圧縮したり、少しでもカサを減らすことに腐心している方が多い模様。でも、出したら出したで、多少は風を通しておきたいとか、収納する前にまた干さなきゃならないとか、布団というモノの性質上、管理に手間がかかるところがまたアタマ痛い。圧縮するのも手間だし、圧縮して収納中に、自然解凍(?)しちゃうこともあるそうで。

それに、前ぶれなく訪れる泊り客というのは非常に稀なものだし、事前の用意が可能なことを思うと、レンタルの利用というのは、合理的、かつコスト分のことはあるかも。

何といってもカサが張るのは敷布団。そこで、年1~2度の泊り客(ほぼ身内のみ)しか来ないガイド家では現在、
・電動ポンプ式エアベッド+ベッドパッド+毛布+合繊の掛け布団×2組
というシステムのを導入を検討中です。使用感、お手入れの楽さ、収納効率については、また後日!

関連サイト‥‥「借りる」(>「モノを減らす」)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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