超がつく不器用者のくせに、実は手芸系がスキなガイド、素敵な本を発見! その名も『はじめてのリメイク』。長年着慣れて体に馴染んできて、愛着もひとしお。でもあちこち傷んできて、人前で着るに耐えない――って服、ありますよね。そんな服を楽しく美しくよみがえらせるテクニックとアイディアがいっぱいつまった本なんです。
a 何度も水をくぐった古Tシャツでワンピースを。子どもに心地よい、やわらかな風合い |
掲載されているリメイクの例は、
「着古してヨレっとしてきたTシャツをくりぬいて、かわいいアプリケもつけて子どものワンピースに」
「Vネックのあきがちょうどよくて気に入っているのに、袖口が汚れてしまったセーターをまるごと染めた」
「おばあちゃんが長年愛用していたレトロなレースのスーツをバッグに」
など、愛着がしみついた服を、ちょっとした手仕事で可愛く素敵に生まれ変わらせたものばかり。
それぞれの事例には簡単なレシピもついていて、それがごくごく大雑把。でも、「これならできそう!!」「ここをこう変えれば、あの服に応用できそう」と、ムクムクと意欲とアイディアが沸いてくる、妙に触発される本なのです。また、ゆったりとした暮らしを楽しみながら、ものを大切にした服づくりをしている若い女性たちのリメイク生活を、インタビューを通じて垣間見ることができるのも魅力。
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(写真a~e 『はじめてのリメイク』より)