低めのテーブルでくつろごう
リビング・ダイニングがあまり広くない場合、ソファを置かないという選択は賢明かもしれません。その場合、床座スタイルか、もしくはダイニングセットでずっと過ごすことになります。今回は、ソファがいらないダイニング・セットを採用しているお宅を拝見してきました。
こちらはいつぞやメルマガでもご紹介したキチントさん・Mさん宅。南に面したDKと和室が引き戸で分けられていますが、普段は開け放って暮らしています。ソファはありません。2室の境に置かれたダイニング・テーブルの高さは67センチくらい。椅子の座面高も低めで座面が広いので、ゆったりと座ることができます。ここから、和室に置かれたテレビを見たり、食後のお茶を楽しみます。
こちらは都心にお住まいのAさん宅。南向きの角部屋で窓が多く明るい間取りですが、LDそのものは12畳弱で「ダイニング・セットとソファセットを置くと窮屈」との理由から、やはり高さ65センチ程度のダイニングテーブルと、座面高40センチ弱の座面の広い椅子を採用。この椅子はスグレもので、キャスター付きで回転する上、リクライニング機能もあり、揃いのオットマンに脚を乗せれば、飛行機のスーパーシートさながらにリラックスできます。お昼寝もOK。
ついでにガイド宅のも。現在、8畳のDKと6畳の和室をつなげた空間の中央にダイニングセットを置いています。この椅子は何と座面高30センチ! しかしダイニングチェアとして売られていたんです。これに厚みのあるクッションを置いて、高さ61センチのテーブルと組ませて使っています。ここで食事をし、お茶を飲み、子供がお絵かきをします。