◆「入れる」は易し、「出す」は大仕事!

「モノを捨てる」がシンプルライフの要…と言うのは簡単ですが、これが容易でないことは皆さんご存知でしょう。

どういうわけかモノというのは、家に入るときは音もなくひそやかに侵入し、入ったことにすら気づかないこともしばしばです。

「買う」という行為には往々にして快楽がつきものですし、家具にしろ家電にしろ、買うときはちやほやしてくれ、買ったら即部屋まで配達してくれ、設置してくれるものです。
「もらう」のは何しろタダですから、何も考えずにもらってきてしまいます。「気に入らなかったら捨てればいいや」。……捨てる!? それができないんじゃ~ん。


そう、モノは、入れるときは買うにしろもらうにしろ楽しく、簡単で、楽なのです。

一方、「捨てる」という行為には、「炭酸カルシウム入りのゴミ袋」「結束用のナイロン紐」「固いダンボールを切り開く」といった、面倒くさくわびしい連想しか浮かびません。買ったときと違い、自分で清掃局なりに連絡し、どんなに重いものでも、相手の指定する日に相手の指定する場所まで自分で運んで行かなければなりません。料金がかかることもあります。どう言いつくろっても、わくわくする楽しい仕事にはなりません。

買うときには必要がない「捨てる」ための知識も要求されるし、時間も手間も体力も必要だし、汚れたり疲れたりもする。楽しようと思えばびっくりするほどお金がかかる。

次のページでは、モノを捨てるプランの立て方をご紹介!