企業年金・401k/サラリーマンの年金・退職金

退職金や企業年金を確認する方法、教えます!

老後資金準備を考えるとき、国の年金の次に意識したいのは「退職金や企業年金」です。今回は基本知識として退職金や企業年金を確認する方法を説明してみます。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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退職金・企業年金を知っている?


あなたは自分の会社が退職金制度があるか知っていますか?

あなたの会社には企業年金制度があるか、またどんな制度を採用しているか知っていますか?

標準的にはどれくらいの金額がもらえるか知っていますか?

おそらく、全ての質問に答えられる人はほとんどいないでしょう。しかし、あまり心配することはありません。
ほとんどの会社員は、自分の加入している制度についてよく知らないですし、どれくらいもらえるのか把握していないのが実態です。

しかし、それではあなたのリタイアメントプランは立てられません。老後のことを心配して個人年金に入ったり、積立をするにしても「いくら必要?」という計算ができないからです。老後に必要なお金はざっくりいえば以下のような計算で出せます。

(A:老後に必要なコスト)?(B:公的年金で受けられる収入)=(C:自助努力として考えるべき準備額)
(C)?(D:企業年金・退職金で受けられる収入)=(E:老後のために自分自身が手元で備えるべき金額)

実際の年金生活者を見ると、AとBの差は月額3~4万円です(会社員の場合)。老後の長さは20年以上を考えておきたいところですので、仮に月額4万円×20年と仮定すれば(C)の額は960万円ということになります。ただし、月額4万円ではかなりギリギリの家計ですし、30年以上長生きする可能性も考慮すると、備えておきたいお金はもっと増えます。仮に月額8万円×30年とすれば、(C)の額は2880万円という感じになります。

しかし、この額を全額自分で貯める必要はありません。会社員であって会社が退職金制度を設けているのであれば、これを老後資金準備にカウントすることができます。つまり、手元で考える資金準備がその分ラクになるわけです。

この、(D:企業年金・退職金で受けられる収入)を確認する方法を今回はご紹介します。

→退職金・企業年金制度のパターンや種類をチェック 次ページへ
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