退職金・企業年金を知っている?
あなたは自分の会社が退職金制度があるか知っていますか?
あなたの会社には企業年金制度があるか、またどんな制度を採用しているか知っていますか?
標準的にはどれくらいの金額がもらえるか知っていますか?
おそらく、全ての質問に答えられる人はほとんどいないでしょう。しかし、あまり心配することはありません。
ほとんどの会社員は、自分の加入している制度についてよく知らないですし、どれくらいもらえるのか把握していないのが実態です。
しかし、それではあなたのリタイアメントプランは立てられません。老後のことを心配して個人年金に入ったり、積立をするにしても「いくら必要?」という計算ができないからです。老後に必要なお金はざっくりいえば以下のような計算で出せます。
(A:老後に必要なコスト)?(B:公的年金で受けられる収入)=(C:自助努力として考えるべき準備額)
(C)?(D:企業年金・退職金で受けられる収入)=(E:老後のために自分自身が手元で備えるべき金額)
実際の年金生活者を見ると、AとBの差は月額3~4万円です(会社員の場合)。老後の長さは20年以上を考えておきたいところですので、仮に月額4万円×20年と仮定すれば(C)の額は960万円ということになります。ただし、月額4万円ではかなりギリギリの家計ですし、30年以上長生きする可能性も考慮すると、備えておきたいお金はもっと増えます。仮に月額8万円×30年とすれば、(C)の額は2880万円という感じになります。
しかし、この額を全額自分で貯める必要はありません。会社員であって会社が退職金制度を設けているのであれば、これを老後資金準備にカウントすることができます。つまり、手元で考える資金準備がその分ラクになるわけです。
この、(D:企業年金・退職金で受けられる収入)を確認する方法を今回はご紹介します。
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