節約/交通費・レジャー費の節約

東京⇔大阪 最安経路はどれ?(2ページ目)

新幹線、飛行機、高速バス…移動手段は様々ですが、いったいどれを利用するのが一番お得なんでしょうか。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

飛行機

飛行機
 
【羽田空港~伊丹空港航路の場合】
■日本航空または全日空利用

普通運賃 22,600円(通常期)

特別割引、ビジネス得割などの場合 11,100円~14,100円くらい

先得割引、旅割などの場合 10,100円~13,100円くらい

旅割などの場合 10,000円から

【羽田空港~関西国際空港航路の場合】
■日本航空または全日空利用
羽田~伊丹間とほぼ同じ

■スターフライヤー利用
普通運賃 20,800円

STAR 1(ONE)の場合 10,300円~12,900円くらい

STAR LIMITEDの場合 7400円から
 
---◇◆◇◆◇◆◇---


まず飛行機の場合は、繁忙期や通常期、便の時間帯等によってかなり価格に開きが出ます。(上記は通常期の平日の価格を主としています)また、より早い時期に早期割引などを利用してチケットを手配した方が安く購入できますが、これらの割引チケットは変更する場合に変更や解約の手数料が高額になることがあるので注意が必要です。

大阪に行く際には、伊丹空港もしくは関西国際空港への航路を利用するのが良いかと思いますが、いずれの航路もJAL、ANAともにほぼ料金的には差が無いようです。ですので、同じ大阪でもミナミ以南に用事がある場合は関空、キタ方面であれば伊丹を利用するというように使い分けると良いでしょう。

関空利用の場合は「スターフライヤー」も利用が可能です。スターフライヤーの場合、座席数や期間が限定で発売される「STAR LIMITED」(旅割などと同様の性質のチケット)というチケットが購入できた場合、安い時には7,400円となんと普通運賃の1/3近い価格で利用できてしまいます。また、前日まで予約可能な「STAR 1(ONE)」にしても、11,000円前後で売られていることが多いです。

スターフライヤーは、羽田空港での搭乗手続きカウンターが空港内のかなり隅の方であったり、発着スポットが遠い場所に位置していることなどが若干のデメリットとしてあげられますが、サービスなどにも定評があり価格も破格です。

所要時間は羽田空港と伊丹、関空いずれの区間、いずれの航空会社も約1時間程度となります。


但し、航空機利用の際注意したいのは、空港から目的地までの移動手段と運賃です。
単純に航空機の所要時間や運賃のみを見ると、鉄道を利用するよりもかなり割安に見えますが、あくまで飛行機の運賃のみ。もちろん都内から羽田空港への移動も、モノレールや京急、バスなどを利用しなければなりませんので、そこの部分のコストも念頭に置く必要があります。

また飛行機は搭乗検査を最低でも15分前までには通過しなければならないことや、空港から目的地までかかる所要時間等も考えると、東京~新大阪の移動時間はほぼ同じ、もしくは飛行機利用の方が時間がかかる場合もあり、何度も乗り換えをする手間もかかります。

ちなみに、都内から羽田まで、関空、伊丹から主要な街までの所要時間と運賃は以下の通りですので、航空運賃に目的地までの運賃をプラスしたトータルの金額で考えると良いでしょう。

【都内から羽田空港】
◇京浜急行
品川から羽田空港 15分 400円
◇モノレール
浜松町から羽田空港(第一、第二) 20分弱 470円

【関西国際空港から】
◇鉄道
JR関空快速で大阪駅まで 1時間 1,160円
南海線で難波まで 50分 890円
◇バス
大阪駅まで 50分 1,300円
なんばOCATまで 50分 880円

【伊丹空港から】
◇鉄道
JR福知山線で大阪駅まで 16分 230円
JR福知山線→御堂筋線でなんばまで 40分 460円
◇バス
大阪駅まで 25分 620円
なんばOCATまで 30分 620円


【関連リンク】
日本航空
全日空
スターフライヤー


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