リサイクルショップのブランド品ってどうなの? |
ブランドも物によるんですよね。比較的年配の方向けのブランドなどは安定した価格で買い取りますが、若い子向けのいわゆるマルキューブランドなどになると、ちょっと形遅れでも買い取らないことがあります。状態の良し悪しより、流行が大事と思った方がいいですね。
ブランドバッグなんかでも、一昔前に流行ったMC○とかプ○ダの金チェーンのやつとか店に出しても売れないですから(笑)買い取ったとしてもかなり格安になりますよ。
ガイド:
まぁ買う側の立場を考えるとそれは納得ですよね。
あと、売りに行く時間帯とかで査定価格がかわったりするものなんですか?
M氏:
それは大いにありますよ。私がいた店では土日はかなりの待ち時間が出るほど買取カウンターが混雑してましたから、正直その時間帯に大量に持ち込まれた商品は査定が雑になります。いいかげんな査定をしてほしくない、一点一点ちゃんと見てほしいということならば、平日のすいてる時間帯に2~3点程度の少ない点数ずつ持ち込むのが良いですね。
ガイド:
やはり大手だと週末は混むし仕方がないんでしょうね。ではそういったことも含め、ズバリ大手チェーンのメリット、デメリットを教えて下さい。
M氏:
大手のメリットは安心感じゃないですかね。小さなショップがそうではないということではありませんが、中古保証ということで、買った商品が何かあった場合は返金するとか、家電品も独自に3ヶ月の保証書を付けるとか、そういったサービスをしているところが多いですよ。ブランド品についてもAACDに加盟しているチェーンも多いですし、いいかげんな買取や販売は企業の信用にかかわりますからけっこうちゃんとしてます。あと横の連携がありますから、この店舗で買えなくても別の支店では買える、など柔軟な対応ができることです。
逆にデメリットとしてはニッチな商品に弱いことですね。店員はほとんどパートの主婦などが多いですから、商品知識が薄いんですよ。なのでほとんど買取する商品や価格はマニュアル化してますし、レアな商品を持ち込まれても全くわからないんですね。ですから、そういう商品は大手リサイクル店に持ち込むと損しますよ。逆にこうした物の価値がわからず激安で店頭に並べているショップも見掛けますので、買う場合は意外な掘り出し物に出会えることもあるんですよね。
ガイド:
あ!よく大手古本チェーンとかで、超レアな本が100円コーナーに並んじゃったりしてるような感じですね(笑)
M氏:
そうそう(笑)でも逆パターンもあって、100均で売ってる商品とかどっかのブランドのタダで配ってたノベルティを買い取っちゃって、えらい高い価格で店頭に並べてたりする店もありますからね。
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