節約/光熱費の節約

打ち水のススメ(2ページ目)

気温を下げる効果の高い打ち水。夏の暑い日は各ご家庭で打ち水を。全国一斉打ち水の日にも参加しましょう!

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

正しい打ち水の方法

まずは水を入れるためのバケツ、洗面器、ペットボトルなどの容器を用意します。

打ち水
 

利用する水はお風呂の残り湯などが理想的。お風呂の残り湯以外にも、エアコンの室外機から出る水、雨水を貯めたもの、洗濯のすすぎ水、子供用プールの残り水などが良いでしょう。
水は手で撒いたり、ひしゃくを使ったり、ジョーロやペットボトルなどで撒いても。

打ち水

朝や夕方の涼しい時間帯に、日陰や風通しの良い場所へ広範囲に撒くようにするとより効果が長くなります。エアコンの室外機や壁面に打ち水するのも効果的です。


気を付けること

打ち水
水道水はダメ
・使用する水は、必ず残り湯などの二次利用水を使用しましょう。打ち水のためにわざわざ水道水を使ってはいけません。

・日中の一番暑い時間帯に打ち水をすると、水が勢いよく蒸発し、湿度によって逆に蒸し暑く感じることもありますのでご注意を。

・日が出ている時間帯は帽子をかぶって打ち水をするなど、熱中症や日射病に気を付けましょう。

・安全のために車の通りが多い場所には、打ち水をしないようにしましょう。

・水を撒くと道路が滑りやすくなりますので、自転車、バイクにとってはキケンです。道路がカーブしている場所や、交差点、マンホールやアスファルトの白線の上などは打ち水をしないで下さい。



年々夏の名物として定着しつつある「打ち水大作戦」ですが、今年の期間は大暑の7月23日から処暑の8月23日まで。そしてこの大暑と処暑の2日は全国一斉打ち水の日です。各地で打ち水イベントなども多数開催されますので、皆さんもイベントや各ご家庭で打ち水に参加してみてはいかがでしょうか?


【関連リンク】
打ち水大作戦公式サイト
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