2007年度プログラム参加者のインタビュー
プログラム参加当時の松迫さん。 |
今回は2007年度にこのプログラムに参加し、帰国後、同プログラムを日本で採用代行している(株)プロネットに就職した松迫さんにお話を伺いました。
ガイド:松迫さんは日本館のどのお店で働いていたのですか?
松迫さん:日本館はレストランとショップの2部門からなり、レストランではさらに鉄板焼、ダイニング、ファーストフードの3っのお店があります。私はその中で、ダイニングのお店で接客を担当していました。
ガイド:どのようなお店ですか?
松迫さん:「東京ダイニング」という名前のお寿司や天ぷらといった日本を代表するメニューが人気のお店です。お客様としてはアメリカ人や、スペイン語圏の人が多かったです。
お寿司ではカリフォルニアロール風のもので、わさびマヨネーズを使った「ダイナマイトロール」といったメニューが好評でした。
欧米では日本食ブームなので、半数以上の方は日本食を召し上がった経験があるようなのですが、それでも枝豆を皮ごと食べてしまう人がいたり、お椀を手で持つことに違和感がある人がいたりと、毎日が異文化体験でした。「日本ではお寿司は何歳になったら食べてもいいの?」と聞かれたこともありました(笑)
接客を通じて日本のことを知っていただく
ガイド:どのようなところにやりがいを感じました?松迫さん:基本的に日本に興味のあるお客様が来店してくれますので、接客の際には本当にいろいろなことを聞かれました。そこで、日本の文化や習慣などを紹介して、世界中の人に日本の文化を知ってもらえればと思っていました。
ディズニーワールドはとても広いので、多くのお客様は1週間位の日程でテーマパークを楽しみます。すると、帰る前にもう一度、自分に会いに来てくれたりします。そんな時はすごく嬉しかったですね。
ガイド:日本の文化をどのように紹介するのですか?
松迫さん:例えば、料理を待つ間に折り紙で鶴を折ってあげたり、箸の使い方を教えたりしています。「スペシャル・チョップスティック」といって、箸を輪ゴムで結ぶと使いやすくなるので、それをお子さんに持たせてあげると、初めてでもお箸が上手に使えます。すると、「すごーい」ということになり、ご家族で盛り上がり、とても喜んでいただけます。
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