牧瀬里穂さんのプチ留学道(3ページ目)

英語を学ぶだけの留学ではもったいない。

「ニューヨークは何度来ても面白いところだと思う」牧瀬さん談

「留学は英語を上達させたいというだけではなくて、プラスαの目的をもっていたほうが、より早く英語も話せるようになるし、結果的にうまくいく」と話す牧瀬さん。仕事の合間にプチ留学を繰り返すことで、少しずつ英語力もアップしてきているそう。それというのも、英語だけを学ぶのではなく、いつも人とのふれあいや、乗馬やフラワーアレンジメントなどの体験を通じて、より生きた英語を使っているからではないでしょうか？

「どこに行っても当てはまることかもしれないけど、ニューヨークはとくにそうではないかと、改めて今回のステイで思った。海外経験や英語を学ぶためだけに、何でもできるニューヨークを選ぶのは、なんだかもったいない気がする。」

「自分をしっかり持って生きている人たちが住む街──ニューヨークが魅力的に映るのは、そのせいかもしれない。何度チャレンジしてもいいし、チャレンジ精神旺盛な人こそ、受け入れられる。留学には、のどかな学生生活もあれば、夢に向ってがんばる生活もある。いろいろな留学があるんだろうなと思うけど、私はいま一歩踏み出してがんばりたい気持ちが強くある」

自分の心に芽生えているもの

牧瀬さんがレポートした最新情報が掲載されているwish最新号（幻冬舎）

これまで3度のプチ留学をしてきた牧瀬さん。今回のニューヨーク体験で、改めてこれからの自分の生活と留学について考える機会になったそう。

「住むところひとつとっても、さまざまなスタイルが選択できますよね。ホームステイや寮もいいけど、3週間ぐらいのプチ留学ならアパートもいいかもしれない。今回、部屋をシェアすることも考えたけれど、長期滞在ならともかく、仲良くなるころにサヨナラするのはもったいない。何週間かのプチ留学をしているうちに、本格的に住みたくなってマンションを探し始めてしまうかもしれないし。それは実際過ごしてみないとわかりませんよね」

「私にとってもう一つ大切なのは、ニューヨークでこうしたい、と心から思えることって何？ってことです。私にふさわしい留学の形はどういうものか、これからもう少し考えたいと思う。自分の人生を楽しくするのは自分しかないんだから！」

（取材協力：ウィッシュ インターナショナル株式会社）

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