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親子留学しようと思っている人に、子連れで行く理由を聞くと、
●異文化、海外生活を肌で体験する機会を与えたい
●小さいうちにナマの外国語に触れさせたい
といった答えが返ってくる。小学校での英語学習導入にともない、今後ますます親子留学は増えるのだろう。
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新しい環境での子どもたちの吸収力と適応力にはびっくりさせられる。反面、数年滞在した子どもでさえ、日本に帰ってその言葉を使わなくなれば、すぐ忘れてしまうというのも、よく聞く話。
大半の親は、体験重視と言いながらも、自分の子どもがあっという間に外国の言葉を使えるようになる、と期待しがち。でも、外国や外国語に対する興味を覚えるようになったとしたら、それだけで上出来ではないだろうか。それが帰国後の語学学習の動機付けになる可能性もないとは言えないし。
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「外国語を話す人とコミュニケーションをとりたい」
と考えて外国語を学ぶ人の方が、
「成績向上のため」
「受験のため」
「将来の仕事のため」
に外国語を学ぶ人の方よりも、語学力が伸びることは明らかだそうだ。
日本語以外でコミュニケーションできる喜びを体感できたなら、親子留学は大成功だと思う。
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