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日本とちょっぴり違う? 家族と過ごす欧米流クリスマス

日本ですっかり定着したのは、なぜか商業主義的クリスマス。さてさて、キリスト教徒がたくさんいる本場では、どんなふうに過ごすのでしょうか?

執筆者:南田 登喜子

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キリスト教徒にとってのクリスマス

12月も半ばを過ぎ、年末年始のプチ留学やホームステイへの出発を、指折り数えている人も多いのではないだろうか? ライトアップやイルミネーションなど、クリスマスのデコレーションに彩られた異国の街はやっぱり特別な雰囲気がある。日本ではすっかり商業主義的クリスマスが定着したけれど、キリスト教徒がたくさんいる本場では、この時期をどのように過ごすのだろう?

普段の暮らしとキリスト教との関わりは、国によって、また個人によってもずいぶん違う。でも、信者にとって、クリスマスが重要な日というのは共通。教会ではいつもより長めのミサが行われる。普段は宗教とは無関係に見えても、年に1回この日だけは教会に足を運ぶという人も大勢いるの。

注意が必要なのは、年中無休を謳っているお店や施設でも、例外的にクリスマスとイースターはお休みになる可能性が高いこと。テーマパークやアトラクションなどの観光施設も閉まっていることがほとんどだ。この時期の旅行は、お出かけ予定先の営業時間の再チェックをしておくと安心!
 

クリスマスは家族で過ごす

クリスマス当日は、街が賑わうことはまず期待しないほうがいい。普段は友人や恋人との約束を優先させるティーンエイジャーも、さすがにこの日は家族と過ごすことを重視する。クリスマスは家族や親戚が一堂に会する数少ない機会なのだ。旅行に出かける家庭も多く、この時期は社会全体がホリデーモード! 日本のお正月やお盆のようなものなのだ。

現地に到着してからの手配を考えている人は、ホテルや交通機関が込みあうことを覚悟した上で、余裕のあるスケジュールを立てることをおススメする。リゾート地のホテルはかなり前から満室となることが多いので、ビジネス客中心の都市部のホテルが狙い目。そういったところは、ホリデーシーズンには特別料金で泊まれるところもあり、街中はガラガラで、日常とはまったく異なる静かな風景が見られることも。
 


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