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言葉の問題? 習慣や文化の違い? ホームステイのトラブル(3ページ目)

言葉の問題や習慣・文化の違いのために、誤解やトラブルも起こり得るのがホームステイの現実。短期だからガマンするか、問題を解決して、異国での貴重な体験のひとつにするかはあなた次第!

執筆者:南田 登喜子

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●嫌いな食べ物をガマンして全部食べている
か分からない●どこまで家事を手伝えばいいのか分からない
あれもイヤだ、これもイヤだ、じゃ困るけれど、どうしても食べられらないものをガマンして食べる必要はない。率直に苦手だと言ってぜんぜ~んかまわないのだ。そのかわり、好きなものや気に入った食べ物が出たときには、素直に表現しようね!

好き嫌いがほとんどないわたしはどこに行ってもたいていのものは食べられるけれど、実は甘いものがあまり得意じゃない。初めてのホームステイのときには、毎晩食後に出るボリュームたっぷりの甘いデザートに閉口しながら、一所懸命食べたもの……。ある日、勇気を出してホストマザーに言ったら、「なーんだ、早く言えばいいのに」ってことで、その日からはセルフサービスに。

ポイント3 食事の好き嫌いは伝えてもかまわない


●自分の部屋で本を読んでいたら心配された 
んでいたら心配された
日本では自分の部屋で本を読んだり、音楽を聞いたりすることは当然のこと。でも、昼間はリビングなどで過ごし、夜寝るときにしか個室を使わない国もたくさんあることも覚えておきたい。子どもの年齢など家族構成にもよるので、ほかのファミリーの様子を観察してみて。また、自分の部屋にいるときにドアを閉めるのは、拒絶をあらわすことにもなるので、普段はドアを開けておくこと。うっかりしがちだけれど、毎朝ベッドメーキングをすることは当たり前なので、忘れないようにね!

ポイント4 部屋にひきこもらない


●帰りが遅くなったら大騒ぎになっていた

あなたがたとえ自立した立派な大人でも、ホストファミリーは「よその家の子どもを預かっている」と考えている。余計な心配をかけるのはやめておこう。電話一本入れればすむことでしょ? 滞在が楽しいものになるように、とホストファミリーがいろいろとプランを考えてくれていることもある。休日に出かけるときや、帰宅時間が遅くなるとき、外で食事をするときなどは早めにホストファミリーに伝えるのがマナー。外泊するときや、友人を呼ぶときには、必ずファミリーの許可をとってから。

ポイント5 連絡もなしに遅くなるのはルール違反
 

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