スキンケア お悩みQ&Aシリーズ第3弾は【目元ケア】についてお届けします。毎日のお手入れの参考にしてくださいね!
Q.1 なかなか取れない目の下の「クマ」。どうしたら軽くなる?
A.1 クマには血行が悪くなることでできる、青っぽい「血行グマ」と、こすったりすることでメラニンが沈着してできる、茶色っぽい「メラニングマ」の2種類があります。人によって、どちらのタイプが現れやすいか異なりますが、「血行グマ」にはマッサージ、「メラニングマ」にはホワイトニングが有効です。今の時期は特に、寒さで血行が悪くなっていることが考えられるので、目元専用のクリームなどを塗るときに、目の周りに沿って軽くリンパの流れを促すように、やさしくなでるようなマッサージをしてみてください。
Q.2 朝、腫れぼったいまぶたを、即スッキリさせるには?
A.2 腫れぼったい原因のひとつに考えられるのはむくみ。血行とリンパの流れをよくすることで、かなり軽減されるはずです。むくみに有効なのは、やっぱりマッサージ。Q.1の回答でもご紹介したように、アイケアクリームを塗る時に軽くリンパの流れを促すようにマッサージしてみてください。むくんだままにしているとむくみの下の部分がシワになりやすく、常に流すことが必要なんです。また、古典的な方法ですが、温めたタオルと冷やしたタオルを交互にあてて、血行をよくする方法も有効です。ただ、マッサージするときもタオルをあてる時も、“やさしく”を心がけて。乱視の原因になってしまうそうなので、決して眼球を強く押さないでくださいね。
Q.3 気になる目元の小じわを解消したい!
A.3 しわになる大きな原因は水分不足。もちろんアイクリームは必要なのですが、その前につける化粧水が足りていないのかも?頬や額など広い場所と違って、目元は化粧水が十分に行き渡っていないことが多いんです。肌がもっちりするまで、しっかりと水分補給した上で、専用のアイクリームを重ねるようにしてみましょう。そして、クレンジングのときも要注意です。きちんとアイメイクアップリムーバーを使ってますか?落ちにくいアイライン、マスカラをクレンジングするために強くこすってしまうのも、小じわの原因のひとつ。アイメイクアップリムーバーをコットンに含ませ、ネイルを落とす時のようにやさしく押さえて、すっと拭き取ればこすらず落とすことができます。落としきれていないアイメイクは色素沈着を起こすので、面倒くさがらずにぜひ、アイメイクアップリムーバーを使ってください。
Q.4 目元の乾燥対策はどうしたらいい?
ドライアイが目元のシワやたるみのモトに… |
A.4 ちょっと乾いたなと思ったら、目元専用のアイテムをこまめにつけることです。それともうひとつ大切なのが、目薬。目元は体の中でいちばん皮膚が薄く、常にまばたきをしていますから、他の部位よりもやっぱり乾燥しやすいところでもあります。目が乾燥してくると、目を潤そうと余計なまばたきが増えますから、乾いたと思う前にチャージ。お化粧室に立つ時に、乾いていてもいなくても目薬とアイクリームを塗り足す習慣をつけると、数年後の目元に差が出てくるでしょう。
Q.5 まぶたがたるんで、二重が奥二重になってきちゃった…
A.5 例えば「太ってしまった」、「加齢によるもの」など、いろいろ原因は考えられるのですが、こんな原因も考えられます。まぶたは「腱膜」という膜で引っ張られているのですが、実はこの腱膜、簡単に切れちゃうんです。例えば、適当なマッサージ、まばたきのしすぎ、かゆくて強く目をこすってしまう…、心当たりありませんか?まぶたを引っ張る腱膜が少なくなってしまったら、当然まぶたは重くなっていきますよね。また血行を悪くする行為、例えば紫外線ダメージ、乾燥ダメージなども筋肉と腱膜を切れやすくする原因になります。基本的なことですが、保湿をたっぷりすること、紫外線対策、クレンジングなどを気をつけるだけでも、ずいぶん変わっていきますよ。