食パン「早焼き」2時間コース!
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材料をパンケース(内がま)にセット。本当に2時間で食パンになるのでしょうか? |
まずは、お昼時にちょうど来客予定があったため、2時間で食パンが焼けるという「早焼き」コースにトライ。9時半に準備をしても11時半には出来上がるこの「早焼き」は、忙しい方にはうれしいコースと言えます。材料をパンケース(内がま)にセットしたら、あとはスタートボタンを押すだけ。はたしてこの粉が、本当に2時間で食パンになるのでしょうか?
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2時間ジャストで終了!こんがとしとた焼き上がりです。 |
2時間後、時間通りに終了!ピッピッピッ♪の合図とともにふたを開け、すぐにパンケースから出し、あら熱をとります。焼き色も程よくムラなく焼けていて、見栄えは上々。おいしそうな焼きたてパンの香りが充満します。取扱説明書によると、焼き上がりの大きさは、温度・湿度・材料により変わるようですが、だいたい15~20cmが目安とのこと。夏場は気温が高いため膨らみにくいとのことですが、今回の高さは16~17cm位の焼き上がりとなりました。
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中央下部に羽の跡が残るのが残念なのですが、味はとてもおいしく、良い出来栄えでした! |
アツアツを食べたいところですが、直ぐにカットしてしまうと形が崩れてしまうので、ある程度冷ましてからカット。若干キメに偏りがみられましたが、焼きムラなどは無く、まずまずの仕上がりです。持った感じはやや重めで、ふわっというよりしっとり系。食べてみると、しっかりとした食感とパン特有の味(イースト菌?)が強く感じる、食べ応えのあるパンと言った印象でした。早焼きだとやや膨らみ方が少ないのかもしれませんが、充分に美味しい出来栄えでした。
食パン「標準焼き」4時間コース!
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標準コースで焼いた食パン。パンケースの中でしっかり膨らんでいました! |
続いて、標準焼きを試してみました。こちらは所要時間4時間。材料は、先の「早焼き」とまったく同じものを使用してスタート!結果はご覧のとおり。「早焼き」より膨らんでいるのがお分かり頂けるでしょうか?やはり時間をかける方が、膨らみ方が良いようです。ちなみに今回の高さは、約18~19cm程度。以前試した時は春先で、もう少し高さがあった記憶がありますが、夏場ということを考えれば上出来でしょう。
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キメも整い、しっとり+ふんわりとした仕上がりとなっていました。 |
カットしてみると「早焼き」より、キメが整っていると感じます。また持った印象も、柔らかくふんわりした印象が強くなっていました。実際に食べてみますと、しっとり感はあるものの、柔らかさが増して、イースト菌の匂いも少なく、より美味しく仕上がっていると感じました。こうして比べてみると、標準コースの方が安定した美味しさが得られると言えるでしょう。
しかし、所要時間が長いとそれなりに段取りが必要となります。いつも食事の4時間前にちゃんとセットができるとは限りません。そこで活用したいのが「予約機能」です。炊飯器のように、寝る前にセットしておけば、朝には焼きたてのパンが食べられますので、ぜひ上手に取り入れてみて下さい!