第3位:容量だけじゃダメ!鮮度が決め手~冷蔵庫 なかなか目新しい商品が発売されないのが“冷蔵庫”。既に完成度が高く「大きな四角い冷やす箱」という枠からは、なかなかはみ出せないのが冷蔵庫の宿命とも言えます。最近のトレンドは大容量化。その結果、食材の新鮮保存が求められるようになります。その声にこたえるべく、画期的な新技術が登場したのが、今年の目玉でした。 ■三菱電機『冷凍「瞬」時代』 三菱電機・冷蔵庫 MR-G57N(545L)他 ※市場参考価格:約25万前後 「切れちゃう冷凍」「ビタミン増量野菜室」などで定評がある三菱ですが、今年は新しい冷凍技術で、私たちを驚かせてくれました。「過冷却」の原理を利用し、瞬時に凍らせることで、冷凍の質を向上した『瞬・冷凍』は、今まで冷凍しにくかった食品までも冷凍可能に!ホームフリージングもココまで来たか...と思わせてくれました。 【関連記事】驚きの『瞬』冷凍!食生活が変わる冷蔵庫 ■日立『栄養いきいき 真空チルド』 日立・冷蔵庫 R-SF60XM(601L)他 ※市場参考価格:約27万前後 省エネNo.1の日立は、冷蔵室にひと工夫。室内の気圧を0.7気圧まで下げ、真空状態にすることができるチルドルームを搭載。この『真空チルドルーム』で保存していれば、食品の酸化が抑制され、鮮度がキープできるという訳です。開ける度に聞こえる♪プシューー♪という音も癖になる楽しさ...。これは納得の新技術です!また、電動式の引き出しルームなど、大容量ならではの配慮もされ、使い勝手の良い一台だと実感できます。 ■SHARP『愛情うるおい冷蔵庫』 SHARP・冷蔵庫 SJ-HD50P(501L)他 ※市場参考価格:約20万前後 「どっちもドア」「ホット庫」など、奇抜なアイディアで注目度の高いSHARPですが、今年は正統派(?)の技術で勝負したせいか、やや目立たなかったのが残念。しかし、なかなかスゴイ技術なんです!そもそも冷蔵庫というのは、冷たい風で冷やすのが定番。しかしこの冷蔵庫は、食品に直接冷風を当てない「輻射冷却」を採用。冷風による食品の乾燥を防ぎ、いつまでも「潤い」を維持できる冷蔵室となりました。 また、冷蔵庫の扉の仕上げにも注目!表面材の色・柄だけでなく、扉の小口(扉の厚みの部分)が家具のように美しい仕上げとなっているため、かなり高級感がでています。ぜひ一度、店頭で見比べてみて下さい。 続きまして、第2位!年末に大活躍する「・・・」です!>> 前のページへ1234次のページへ