「施錠せず」被害がこんなに
警察庁発表の平成18年犯罪情勢(警察庁>統計>平成18年の犯罪情勢)「侵入窃盗の犯罪発生場所別の侵入口・侵入手段」のうち、「一戸建住宅」「共同住宅4階建以上」「共同住宅3階建以下」の3つの住宅タイプにおける、「施錠開け」「錠破り」「ガラス破り」「戸外し」などの手口とともに「開け放し」「施錠せず」の件数が出ています。ここでは、それぞれ「開け放し」「施錠せず」だけを取り出して掲載します。「一戸建住宅」 |
「共同住宅4階建以上」 |
「共同住宅3階建以下」 |
住宅だけでも、全体の123,403件中、39,006件と、31.6%が、「開け放し」も含めると、約34.5%。「施錠せず」つまり約3軒に1軒以上は、「錠があるのに鍵をかけていなかったために侵入された」ということなのです。ということは、この侵入される3軒に1軒が鍵をちゃんとかけておけば、侵入窃盗被害件数を今までの2/3に減らすことも不可能ではないということになります。鍵をかけてさえおけば、被害に遭う確率も減らせるのです。
次ページでは、鍵かけの考え方を変えていただくだけで、「施錠せず」による侵入窃盗被害を減らせるという、新しい発想をお知らせします。
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